展覧会レポート
2020.3.9
自由な視点と発想を持つ現代作家の作品が集結!
栄えある入賞作とは?
岡本太郎美術館にて、「第23回岡本太郎現代芸術賞」展が開催中です!
岡本太郎現代芸術賞は、岡本の精神を継承し、自由な視点と発想で、現代社会に鋭いメッセージを突きつける作家を見つけ、広めるために設立されました。
今年で23回目をむかえる本賞では、452点の応募があり、創23名(組)の作家が入選をはたしました。
記念すべき岡本太郎賞受賞作品は?
第23回岡本太郎賞は、野々上聡人さんの《ラブレター》です。
自分自身を「物を作り出す喜びにアディクトした猿」と表現する野々上さん。これだけの制作は、すべて独学で行ってきたそうです!
「作ることは生きること」。作家がそそぐすべてがここにあります。
注目作品が続々!
岡本敏子賞受賞作品は?
こちらは根本裕子さんの《野良犬》。岡本敏子賞を受賞しました。
17頭の野良犬が本物そっくりに作られています。シミや傷、皮膚のシワや毛並みまでリアルで、今にも動き出しそう!
自分の「場所」を守るように群れを作る野良犬たちは、大迫力ですよ。
特別賞から入選作品まで、写真撮影可能!
本展は作品の撮影が自由!
絵画、彫刻、インスタレーションなどなど、多彩な手法の作品を一堂に観ることができます。
お気に入りの作家を見つけてくださいね♪
“べらぼうに”パワーのある作品が選ばれる本賞。会場に入ると、作品のもつ魂に圧倒されること間違いなし。
ぜひ生で見てほしいです!
Information
展覧会名:第23回岡本太郎現代芸術賞
会場:川崎市岡本太郎美術館
会期:2020.02.14〜2020.04.12
公式サイト:http://www.taromuseum.jp/
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Editor | 三輪 穂乃香