坂茂建築展 仮設住宅から美術館まで

大分県立美術館 1階 展示室A、アトリウム
開催期間:2020.04.24~2020.06.21 開催終了

大分県立美術館では、開館5周年を記念し、当館の設計者である世界的建築家、坂 茂氏の展覧会を開催します。

 

坂氏は、中国の伝統的な竹編み帽子から発想を得た屋根の構造を持つ「ポンピドー・センター-メス」(2010年、フランス)や、パリ郊外セガン島の音楽ホールを中心とした複合音楽施設「ラ・セーヌ・ミュジカル」(2017年、フランス)など、世界中で建築設計に携わっています。その一方で、1995年の阪神淡路大震災の「紙のログハウス」や「紙の教会」、2011年の東日本大震災に活用された「避難所用間仕切りシステム」、2008年の中国・四川大地震の復興支援では「成都市華林小学校紙管仮設校舎」を建てるなど、災害支援活動も続けられています。これら多方面に及ぶ活動が高く評価され、2014年に建築界のノーベル賞とも言われるプリツカー賞を受賞されました。

 

本展は、坂 茂氏自らが設計した美術館での大規模個展です。坂氏が35年に渡りおこなってきた設計活動を、写真や図面、映像だけでなく、多数の実物大モックアップ(模型)でご紹介します。離れた場所にある建築を臨場感あふれるダイナミックな展示で、子どもから大人まで楽しんでいただける内容です。また25年に渡り世界各地で行ってきた災害支援活動についてもご紹介します。

 

その多角的な創作や活動とあわせて、当館を設計する中で考えた建物のフレキシビリティや、街に開かれた美術館への構想など、当館のコンセプトを体験できる会場構成もご覧いただけます。

展覧会名

坂茂建築展 仮設住宅から美術館まで

会期

2020.04.24~2020.06.21 開催終了

開館時間

10:00〜19:00、金曜・土曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
※初日4月24日(金)は12:00開場

休館日

なし

入場料

一般 1,000(800)円、大学・高校生 700(500)円
※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金
※大分県芸術文化友の会 びびKOTOBUKI無料(同伴者1名半額)、TAKASAGO無料、UME団体料金
※障がい者手帳等をご提示の方とその付添者(1名)は無料
※学生の方は入場の際、学生証をご提示ください
※坂茂建築展の会期中に限り、半券提示でコレクション展を無料でご覧いただけます。

会場

大分県立美術館 1階 展示室A、アトリウム

住所

〒870-0036 大分市寿町2番1号

お問い合わせ

097-533-4500

アクセス

・JR大分駅府内中央口(北口)から徒歩15分
・JR大分駅前7番乗り場から、大分交通バス 青葉台線(田室町経由)23番、24番/県立図書館線(田室町経由)3番/スカイタウン高崎線(西春日町経由)8番に乗車、「オアシスひろば前」下車徒歩すぐ
・JR大分駅府内中央口7番乗り場、またはJR大分駅上野の森口前から、中心市街地循環バス「大分きゃんばす」に乗車、「オアシスひろば前(県立美術館南)」下車 ペデストリアンデッキ 徒歩1分

主催

坂茂建築展実行委員会、公益財団法人大分県芸術文化スポーツ振興財団・大分県立美術館

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