宮島達男《Innumerable Life/Buddha MMD-03》(部分) 2019年
Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE Photo by Nobutada Omote
宮島達男《Counter Skin on Faces》2019/2020年
Courtersy of Akio Nagasawa Gallery Photo by Siliang Ma
宮島達男《Counter Voice in Chinese Ink》2018/2020年
Courtesy of Akio Nagasawa Gallery Photo by Siliang Ma
宮島達男《Life (le corps sans organes) - no.18》2013年
Courtesy of SCAI THE BATHHOUSE Photo by Ken Adlard
宮島達男は、LED(発光ダイオード)のデジタル・カウンターを使用した作品で高く評価され、世界で活躍する現代美術作家です。1980年代より宮島は、「それは変化し続ける」「それはあらゆるものと関係を結ぶ」「それは永遠に続く」という3つのコンセプトに基づき、これまで30ヵ国250ヶ所以上で作品を発表してきました。作品のモチーフであるデジタル数字は命の輝きをあらわし、0が表示されず1から9の変化を永遠に繰り返すことで、人間にとって普遍的な問題である「生」と「死」の循環を、見る者に想像させます。
本展は千葉市美術館の開館25周年記念として、首都圏の美術館では12年ぶりに開催される大規模な個展です。1996年の開館記念展「Tranquility—静謐」に出品された《地の天》の制作だけでなく、パフォーマンスの再開、世界各地で参加者と協同で行われる「時の蘇生・柿の木プロジェクト」の始動など、1995年は重要な転換期にあたります。本展は1995年を起点とし、時間と空間に深く関わる作品表現の本質に、「クロニクル(年代記)」というテーマから迫ろうとする展覧会です。LED作品、パフォーマンス映像、プロジェクトを軸とする作品のヴァリエーションは、四半世紀の複層的な展開を感じさせるとともに、世界の不確定性に作家が全身全霊をかけ、身体と感性を対峙させてきた事実が伝わるはずです。
千葉市美術館拡張リニューアルオープン・開館25周年記念
宮島達男 クロニクル 1995−2020
2020.09.19~2020.12.13
開催終了
10:00~18:00
※金・土は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで
10月5日(月)、11月2日(月)、12月7日(月)
※展覧会休室日 10月19日(月)、11月16日(月)
一般 1,200円(960円、)大学生 700円(560円)、小・中学生、高校生無料
※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
※( )内は前売り、市内在住の65歳以上の方の料金
※前売券は千葉市美術館ミュージアムショップ(9/18まで)、ローソンチケット(Lコード:31988)、セブンイレブン(セブンチケット)、千葉都市モノレール「千葉みなと駅」「千葉駅」「都賀駅」「千城台駅」の窓口にて9/18まで販売(9/19以降は当日券販売)
※本展チケットで、5階常設展示室「千葉市美術館コレクション名品選2020」もご覧いただけます。
【ナイトミュージアム割引】
金・土曜日の18:00以降は観覧料半額
※10月18日(日)は市民の日につき観覧無料
千葉市美術館
〒260-0013
千葉県千葉市中央区中央3-10-8
043-221-2311
JR千葉駅下車(東口)徒歩約15分またはバス乗り場7番より「中央3丁目」下車徒歩3分/京成千葉中央駅下車(東口)徒歩約10分
千葉市美術館