《日本武尊の熊襲退治 下絵》1879年
河鍋暁斎記念美術館蔵
《能・狂言面之地取画巻》(部分)1853-85年
河鍋暁斎記念美術館蔵
《骸骨の茶の湯 下絵》制作年不詳
河鍋暁斎記念美術館蔵
《鳥獣戯画 猫又と狸》制作年不詳
河鍋暁斎記念美術館蔵
河鍋暁斎(1831-1889)は、毎年のように展覧会が開かれる人気の絵師ですが、本展では暁斎の本画を一切展示しません。展示するのは、河鍋家に代々受け継がれ、河鍋暁斎記念美術館に伝わった収蔵品から厳選した素描、下絵、画稿、席画、絵手本など、暁斎の生の筆遣いが感じられる作品ばかりです。本画(下絵を描き、彩色も施した完成作品)は完成度が高い一方で、筆勢が抑制された、いわばお行儀のいい作品と言え、時に弟子の手が入ることも。これに対して下絵や画稿類は100%暁斎の手になり、その卓越した筆力をまざまざと感じることができます。あえて本画を展示しない、チャレンジングな試みです。
※会期中に一部展示替えあり
前期:2020年11月28日(土)〜12月27日(日))
後期:2021年1月2日(土)〜2月7日(日)
河鍋暁斎の底力
2020.11.28~2021.02.07
開催終了
10:00 - 18:00
※金曜日は20:00まで開館
※入館は閉館の30分前まで
月曜日(1月11日(月)、2月1日(月)は開館)、12月28日(月)〜1月1日(金)、1月12日(火)
一般 1,200円、高校・大学生 1,000円、中学生以下無料
※障がい者手帳等持参の方は100円引き(介添者1名は無料)
※入館チケットは日時指定の事前購入制、ご来館前にローソンチケットをお買い求めください。
東京ステーションギャラリー
東京都千代田区丸の内1-9-1
03-3212-2485
JR東京駅丸の内北口改札前
東京ステーションギャラリー[公益財団法人東日本鉄道文化財団]、公益財団法人河鍋暁斎記念美術館