伊丹市指定文化財 松尾芭蕉「ふる池や」句短冊
江戸時代前期 柿 文庫蔵
松尾芭蕉「旅路の画巻」江戸時代前期 柿衞文庫蔵
伊丹市指定文化財 上島鬼貫「にょっぽりと」句一行物
江戸時代前期 柿衞文庫蔵
高橋草坪「台柿図」江戸時代後期 柿衞文庫蔵
柿衞(かきもり)文庫(兵庫県伊丹市)は、岡田家22代当主・岡田利兵衛(1892―1982)が蒐集した俳諧資料をもとに昭和57年(1982)に創設されました。文庫名は、代々酒造業を営む岡田家にあった見事な柿を衞(まも)るという意味が込められており、同家の当主たちは柿に由来する雅号を持ちました。「柿衞」と号した利兵衛は、家業を継ぎながら、伊丹町長・市長を歴任。さらに郷土伊丹の俳人・上島鬼貫を出発点に、松尾芭蕉をはじめとする俳文学研究に没頭し、多くの俳諧資料を蒐集しました。その充実した蒐集品は、日本三大俳諧コレクションの一つに数えられています。
本展では、柿衞文庫が所蔵する芭蕉の名品を一堂に公開し、芭蕉の俳諧風雅の精神である「不易と流行」に迫ります。あわせて鬼貫の代表作を中心に、連歌から俳諧に至る作品の数々を展覧します。
令和3年度秋季展
柿衞文庫名品にみる 芭蕉―不易と流行と―
2021.10.02~2021.12.05
開催終了
10:00~16:30 (最終入館は16:00まで)
毎週月曜日(ただし、10/11は開館)、10/12、11/2
一般1,000円、シニア(70歳以上)800円、大学・高校生500円
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
永青文庫
〒112-0015
東京都文京区目白台1-1-1
・JR目白駅(「目白駅前」バス停)・副都心線雑司が谷駅 出口3(「鬼子母神前」バス停)より、都営バス「白61 新宿駅西口」行きにて「目白台三丁目」下車徒歩5分
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・有楽町線江戸川橋駅(出口1a)より徒歩15分
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