世界遺産・国宝「姫路城」、国登録有形文化財「姫路市立美術館」、そして13点の彫刻作品が置かれた庭園を一望に収める唯一無二の景観を作品化する取組が、アートプロジェクト「たまはがねの響」です。兵庫県指定伝統工芸品「明珍火箸」、なかでも日本刀に使用する玉鋼(たまはがね)を素材とした玉鋼火箸は、とりわけ深遠な響を奏でます。
本プロジェクトでは、「玉鋼の中に入り込んでしまう」発想で作曲された菅野由弘氏による「星雲光響2020」が生み出す音響空間が立ち現われ、同時に「たまはがねの響」の世界観を視覚的に表現した光のインスタレーションが前庭に展開されます。
「明珍火箸」の制作者・明珍敬三氏と、音響工学の観点からも明珍火箸の音色を追究する作曲家・菅野由弘氏との出会いにより実現したこのアートプロジェクトは、地域固有の文化の輝きを世界に発信する試みです。
庭園アートプロジェクト「たまはがねの響」
~音と光のインスタレーション
2020.10.30~2020.11.15
開催終了
10:00〜21:00
月曜日
無料
姫路市立美術館 前庭
〒670-0012 兵庫県姫路市本町68-25
姫路駅から徒歩約20分。
神姫バス(7)または(8)乗り場から[3,4,5,61,62,64,81,82,84,86番]乗車約8分、
「姫山公園南・医療センター・美術館前」停留所下車すぐ
姫路市立美術館