ナニソレ
2020.12.15
ナニソレでは、1日1つずつ美術の豆々知識を紹介していきます。
A.「佐賀の化猫」
この話は、江戸時代初期、佐賀藩で龍造寺家(りゅうぞうじけ)と鍋島家(なべしまけ)との間にあった、城主の後継者争いを描いたものです。
この抗争に敗れた龍造寺家は黒猫を飼っており、大変かわいがっていました。 黒猫は主人の無念を晴らすために、鍋島の側室(そくしつ/本妻ではない女性のこと)・おとよに化け、さまざまな怪異をひきおこしたと言います。
弥生美術館で「奇想の国の麗人たち」が開催中! こちらで、橘小夢が描いた「佐賀の化猫」が観覧できますよ!
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