《ベニスのグランカナル》1952年
《メトロ》1953年
《ローマの宿の朝》1952年
《ピガール(モンマルトル)》1952年
《アルゼリヤの女》1954年
昭和27年(1952)5月、日本画壇の重鎮として活躍していた堂本印象はヨーロッパへ旅立ちました。当時、印象は、京都から特急列車で東京へ向かい、羽田からプロペラ飛行機で約50時間かけてイタリア・ローマに到着した後、さらにフランス、スペイン、ドイツ、スイスなどを訪問しました。印象は約半年間の滞在中、西洋古典美術のみならず現代美術の動向にも直に触れ、自身の今後進むべき道を確信して帰国しました。
本展では、帰国後に発表した《メトロ》や《窓》のほか、ヨーロッパ滞在中に描いた現地のスケッチ画、油彩画など、ヨーロッパ旅行に関連して制作された作品を紹介します。
還暦を過ぎて、ようやく叶った憧れのヨーロッパ旅行で印象が目にした様々な風物をともに味わっていただければ幸いです。
憧れのヨーロッパ旅行
2020.11.28~2021.03.28
開催終了
9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
月曜日(但し、1月11日は開館、1月12日は休館)
年末年始(12月28日~1月4日)
一般510円(400円)/高大生400円(320円)/小中生200円(160円)
※消費税込み ( )内は団体20名様以上の割引料金
※65歳以上の方(公的証明書のご提示をお願いします)は、無料となります。
※心身に障害のある方とその介護者1名(身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳)は、無料となります。
※本料金で同時開催の「京都現代作家展」もご覧いただけます。
京都府立堂本印象美術館
〒603-8355
京都府京都市北区平野上柳町26-3
【バス「立命館大学前」下車すぐ】
京都府、京都府立堂本印象美術館(指定管理者:公益財団法人京都文化財団)、京都新聞