青磁香炉(称名寺所蔵・神奈川県立金沢文庫保管)
東アジア仏教とは、漢字文化圏で理解され、信仰された仏教のことで、日本はその流伝の終着点です。金沢文庫に隣接する称名寺は、13世紀末以降に東国で展開した日本仏教の影響を受けて生み出された文物を伝え、後世において、「正倉院に匹敵する」と評され、「日東の小敦煌」とたたえられました。
本展示は、神奈川県立金沢文庫開館90周年を記念して、当館が調査し公開してきた称名寺の名品の数々をとおして、東アジアで展開した仏教の様子を一望し、金沢文庫の収蔵品が持つ世界に誇れる魅力を紹介します。
開館90周年記念
特別展 東アジア仏教への扉
2020.12.04~2021.01.11
開催終了
9:00~16:30(入館は16:00まで)
毎週月曜日(ただし1月11日は開館)、12月28~1月4日、1月12日
一般400円、20歳未満・学生250円、65歳以上200円、高校生100円、中学生以下・障がい者の方は無料
神奈川県立金沢文庫
神奈川県横浜市金沢区金沢町142
045‐701‐9069(受付時間 9:00~16:30、休館日を除く)
シーサイドライン「海の公園南口駅」より徒歩10分
神奈川県立金沢文庫