「春夏秋冬」芹沢銈介作
「多くの川を渡り 再び森の中へ」若林奮筆
「扇面散屏風」(右隻)杉本健吉筆
本展は、これまでほとんど公開されたことがなかったMIHO MUSEUMの創立者小山美秀子が収集した現代美術を紹介しようとするものです。
明治から大正時代にかけて新たな日本美術を創ろうとした白山松哉、雑誌『白樺』に集った岸田劉生やバーナード・リーチ、奈良東大寺のアトリエで創作に励んだ須田剋太や杉本健吉、柳宗悦が提唱した民芸運動のなかで大切な役割を果たした芹沢銈介と、河井寛次郎、黒田辰秋、棟方志功等の作品を紹介します。
あわせて、MIHO MUSEUMの設立母体である神慈秀明会の神苑(みその)建設に携わった建築家ミノル・ヤマサキ、I.M.ペイ、造園を手掛けた彫刻家若林奮の作品を紹介、またMIHO MUSEUMの初代館長梅原猛の作品も展示します。創立者小山美秀子が愛でた近代、現代美術、作家との交流から生まれた作品などをお楽しみください。
春季特別展「MIHO MUSEUMの現代美術」
2021.03.13~2021.06.13
開催終了
10:00〜16:00(入館は15:00まで)
月曜日(月曜が祝日の場合は翌平日休館)
一般 1,300円、高・大生 1,000円、中学生以下無料
※20名以上の団体は各 200円割引
※来館されるすべてのお客様は、事前予約が必要となります。
MIHO MUSEUM
〒529-1814
滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷 300
・JR「石山駅」より帝産バス「ミホミュージアム」行に乗車で、約50分
・新名神高速「信楽IC」より約15分、同「草津田上IC」より約20分、名神高速「栗東IC」より約30分、名阪国道「壬生野IC」より約35分