『小野二郎著作集』 装幀:平野甲賀、晶文社 1986年 [世田谷美術館蔵] 撮影:上野則宏
『ジェフリー・チョーサー作品集』 扉頁、ケルムスコット・プレス 1896年 [凸版印刷株式会社 印刷博物館蔵]
平野甲賀 《『大きな顔 小野二郎の人と仕事』》 2019年 [作者蔵]
石山修武《世田谷村(模型)》 2008年 [スタジオGAYA蔵] 撮影:竹本春二
川俣 正《“ピープルズ・ガーデン”のためのプラン No.8 》 1992年 [世田谷美術館蔵] 撮影:上野則宏
編集者にしてウィリアム・モリス研究家の小野二郎(1929‐1982)が生涯を通して追い求めたテーマがユートピアの思想でした。弘文堂の編集者を経て、1960年には仲間と晶文社を設立、平野甲賀の装幀による本が出版社の顔となります。一方では明治大学教授として英文学を講じる教育者でもありました。晩年には飛騨高山の高山建築学校でモリスの思想を説き、そこに集った石山修武ら建築家に大きな影響を与えました。W・モリス、晶文社、高山建築学校の3部構成で小野二郎の“ユートピア”を探ります。
ある編集者のユートピア
小野二郎:ウィリアム・モリス、晶文社、高山建築学校
2019.04.27~2019.06.23
開催終了
10:00~18:00(入場は17:30まで)
月曜日
※ただし4月29日(月・祝)から5月6日(月・振替休日)までは開館。翌5月7日(火)は休館。
一般1,000(800)円、65 歳以上800(600)円、高校・大学生800(600)円、小・中学生500(300)円
※ ( )内は 20 名以上の団体料金。
※ 障害者の方は500円、大高中小生の障害者の方は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料
※ リピーター割引:会期中本展有料チケットの半券をご提示いただくと、2 回目以降は団体料金にてご覧いただけます。
世田谷美術館 1階展示室
東京都世田谷区砧公園 1-2
03-5777-8600(ハローダイヤル)
東急田園都市線「用賀」駅下車、北口から徒歩17分 もしくは美術館行バス「美術館」下車徒歩3分
小田急線「成城学園前」駅下車、南口から渋谷駅行バス「砧町」下車徒歩10分
小田急線「千歳船橋」駅から 田園調布行バス「砧町」下車徒歩5分
来館者専用駐車場(60台、無料):東名高速道路降下 厚木方面側道 400m 先。美術館まで徒歩5分
世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)