白川義員《ザ・ウェーブ、アメリカ》 作家蔵
白川義員《雌阿寒岳夕照》作家蔵
※新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言後の都の緊急事態措置としての臨時休館に伴い、本展覧会は4月25日から中止いたします。
ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
世界的写真家で、山岳写真家としても輝かしい実績を残す白川義員は、「地球再発見による人間性回復へ」を創作活動の基本理念として、地球がもつ美や神秘、荘厳さを追求し続け、1969年出版の『アルプス』以来、『ヒマラヤ』『アメリカ大陸』『聖書の世界』『中国大陸』『神々の原風景』『仏教伝来』『南極大陸』『世界百名山』『世界百名瀑』まで、10のシリーズを発表してきました。このたび、東京都写真美術館では白川義員の集大成となる2つのシリーズを二期構成で紹介します。
第一期、シリーズ第11作目となる「永遠の日本」は、日本人の誇りと魂を復興する一助になりたいという作家自身の願いが込められた、崇高で美しい日本の自然を紹介します。
第二期、シリーズ第12作目となる最新作「天地創造」は、アメリカ西部の砂漠で、入域が1日わずか20人に限定されているザ・ウェーブや、中国の湖南省・張家界市に位置し、「仙境」と呼ぶにふさわしい武稜源など、いずれも近年発見された地域や、「奇跡の絶景」といわれ最近話題の南米ウユニ塩湖などを中心に構成されています。白川が「アルプス」発表以降、50年以上にわたり撮り続けてきた作品群の中から「天地創造」のイメージに合致する作品を一挙放出し、最新のデジタル技術とかつてないスケール感で再現します。
地球の環境保全が重要視されている現代、自然が発する壮絶な感動と深遠な畏れを感じさせる作家渾身の作品が、東京都写真美術館で一堂に会します。ぜひご期待ください。
第一期 永遠の日本 2021年2月27日(土)-4月4日(日)
第二期 天地創造 2021年4月6日(火)-5月9日(日)
※本展覧会は上記の日程で展示替えを行います。
白川義員写真展
永遠の日本/天地創造
2021.02.27~2021.05.09
開催終了
10:00〜18:00
※入館は閉館の30分前まで
※夜間開館は休止します。
毎週月曜日(5月3日を除く)
一般 700(560)円、学生 560(440)円、中高生・65歳以上 350(280)円
※( )は当館の映画鑑賞券ご提示者、各種カード会員
※小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者(2名まで)は無料。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入場規制があります。
※各種割引の併用はできません。
※事業はやむを得ない事情で変更することがあります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
東京都写真美術館 3階展示室
〒153-0062
東京都目黒区三田1-13-3
恵比寿ガーデンプレイス内
JR恵比寿駅東口より徒歩約7分
東京メトロ日比谷線恵比寿駅より徒歩約10分
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館