大森朝乃海 明治13(1880)年 小林清親
森ヶ﨑乃夕陽 昭和7(1932)年1月作 川瀬巴水
※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、5月31日(月)まで臨時休館中。詳しくは館公式サイトをご確認ください。
東京の海苔養殖は、江戸時代中期に品川から大森にかけての沿岸部で盛んになり、その後、昭和37年12月に漁業権放棄が決定するまでの約300年続きました。大田区沿岸で養殖された海苔は「浅草海苔」と称され、江戸の代表的な産物として知られました。かつての品川から大森にかけての東海道沿いは海岸線近くにあったことから、この道を行き交う人々の目には海苔養殖風景が珍しく映ったかもしれません。海辺での海苔養殖は冬の江戸東京の風物詩として、浮世絵・版画・絵画の題材にしばしば取り上げられてきました。
本企画展では、大田区が所蔵する浮世絵や版画などの中から、海苔養殖を中心に大森とその周辺の海辺の風物を描いた作品を展示します。また、海苔養殖以外にも大田区周辺の海沿いの魅力ある風景を描いた作品も紹介します。
なお、作品の劣化を避けるため主に複製資料を展示します。
海辺の風物を描く-大田区所蔵の資料から-
2021.04.20~2021.07.18
開催終了
9:00~17:00
(6、7月は19:00まで)
5月17日(月)、6月21日(月)
無料
大森海苔のふるさと館 2階企画展コーナー
〒143-0005
東京都大田区平和の森公園2番2号
・京急「平和島」駅から徒歩約15分
・JR「大森駅」東口9番乗り場から平和島循環バスで「平和島五丁目」下車、徒歩約3分
・東京モノレール「流通センター」駅から徒歩約15分
【駐車場】
「大森ふるさとの浜辺公園」駐車場をご利用ください。
普通車30分100円/観光バス30分300円