国宝 十一面観音菩薩立像 奈良時代・8世紀 奈良・聖林寺蔵
国宝 地蔵菩薩立像 平安時代・9世紀 奈良・法隆寺蔵
月光菩薩立像(部分) 平安時代・10~11世紀 奈良・正暦寺蔵
日光菩薩立像(部分) 平安時代・10~11世紀 奈良・正暦寺蔵
三輪山
奈良県桜井市にある聖林寺の国宝 十一面観音菩薩立像は天平彫刻の名品で、日本を代表する仏像の一つです。法隆寺の国宝 地蔵菩薩立像などとともに、江戸時代までは同市の大神神社(おおみわじんじゃ)に付属した大御輪寺(旧大神寺)にありました。大神神社は本殿を持たず、三輪山(みわやま)を拝む自然信仰をいまに伝えますが、奈良時代には仏教の影響を受けて神社に寺や仏像がつくられました。
本展では、大御輪寺にあった仏像や、大神神社の自然信仰を示す三輪山禁足地の出土品などを展示します。
※会期中、展示替えあり。
特別展「国宝 聖林寺十一面観音 ― 三輪山信仰のみほとけ」
2022.02.05~2022.03.27
開催終了
9:30〜17:00
※入館は閉館の30分前まで
※毎週土曜日は19:00まで開館
2月7日・21日・28日、3月22日
奈良国立博物館 東新館
〒630-8213
奈良県奈良市登大路町50(奈良公園内)
近鉄奈良駅から登大路を東へ徒歩約15分、JR奈良駅または近鉄奈良駅から市内循環バス外回り「氷室神社・国立博物館」バス停下車すぐ
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