『BとIとRとD』原画(白泉社、2009年)
『まばたき』原画(岩崎書店、2014年)
『よるくま』原画(偕成社、1999年)
『よるくま』『金曜日の砂糖ちゃん』(いずれも偕成社)などで知られる絵本作家・酒井駒子は、静謐さをたたえた美しい絵と詩的な文との響き合いにより、これまでも多くの人々を魅了してきました。
ブラティスラヴァ世界絵本原画展での金牌受賞、オランダでの「銀の石筆賞」受賞など、海外でも高い評価を得ています。
本展は、酒井駒子初となる本格的な個展です。これまでに刊行された20冊を超す絵本を中心に、約250点の原画を厳選。原画は、画用紙や段ボールに黒い絵具を下塗りした上に色が配され、少女や動物たちがひそやかに描かれています。
会場では「ある日」「ひみつ」「こみち」などの6つのエリアを分け、特製の額やケースに収められた原画と、物語や文の断片をめぐっていきます。また、酒井が制作を行う山のアトリエ周辺の映像や音、小さなおもちゃやオブジェを配します。
散歩するように、ゆっくりと歩きながら、時に立ち止まりながら。耳をすますように絵とことばに出
会う、新しい体験を提供する展覧会です。
「みみをすますように 酒井駒子」展
2021.07.10~2021.09.05
開催終了
10:00~18:00
8月2日(月)
一般 1,100(880)円、高大・65歳以上 900(720)円、中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※高校生(市内在住または在学に限る)は無料
※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添の方1名は無料
横須賀美術館
神奈川県横須賀市鴨居4-1
京急線馬堀海岸駅より京急バス「観音崎」行き乗車約10分「観音崎京急ホテル・横須賀美術館前」下車徒歩2分。
JR横須賀駅より京急バス「観音崎」行き乗車約35分「観音崎京急ホテル・横須賀美術館前」下車徒歩2分。
横須賀美術館