《シロクマ》大理石 1923-1933年
群馬県立館林美術館蔵
《ワシミミズク》ブロンズ 1927-1930年
パリ、オルセー美術館蔵
© RMN-Grand Palais (muséed'Orsay) /
A.Morin/ Gallimard / distributed by AMF
《牝豚と子豚たち》石 1908-1929年
ディジョン美術館蔵(国立自然史博物館より寄託)
© Musée des Beaux-Arts de Dijon/Michel Bourquin
《鳩を抱くポンポン》
群馬県立館林美術館蔵
フランソワ・ポンポンは、19世紀後半に彫刻家を志し、20世紀初頭に革新的なスタイルの動物彫刻を完成させました。彼の作品の特徴は、身近な動物から、動物園で見ることのできる異国の動物まで、その形態と動きを観察し、彫刻に生命あるフォルムと美しいシルエットを与えていることです。私たちのよく知る動物たちが、抽象化されつつも愛らしさを残した作品となって、誰にでも親しみやすく、見る人を幸せな気持ちにさせてくれます。近年、ポンポンの名は、国内でも知られはじめ人気が高まっています。
本展は、ポンポンが彫刻家を志した初期の作品から、動物彫刻家となって名作《シロクマ》(1923-1933年)を生み出し名声を確立するまでの作品によって、彼の生涯と作品の魅力に迫ります。
作品は、ポンポンの出身地ソーリューのフランソワ・ポンポン美術館、ディジョン美術館、制作の拠点であったパリのオルセー美術館をはじめ、国内のポンポンコレクションで知られる群馬県立館林美術館からの出品による、約90点の作品で構成、彼の制作の全貌をたどる、日本初の回顧展です。
なお本展は、京都市京セラ美術館で開催の後、名古屋市美術館(愛知)、群馬県立館林美術館(群馬)、佐倉市立美術館、他1館の5会場巡回を予定しています。
フランソワ・ポンポン展
~動物を愛した彫刻家~
2021.07.10~2021.09.05
開催終了
10:00〜18:00
※展示室への入場は閉館の30分前まで
月曜日(︎祝日の場合は開館)
一般 1,800円(1,600円)、大学・高校生 1,200円(1,000円)、小・中学生 800円(600円)
※未就学児無料
※( )内は前売、20名以上の団体料金
※障害者手帳等をご提示の方は本人及び介護者1名無料。確認できるものをご持参ください。
※前売券の販売は~7月9日(金)23:59まで。
【プレイガイド】
ローソンチケット Lコード:59050
チケットぴあ Pコード:685-580
イープラス、CNプレイガイド、セブンチケット、チケットポート(梅田・なんば)、近鉄駅営業所、公式オンラインチケット
京都市京セラ美術館本館 北回廊2階
〒606-8344
京都府京都市左京区岡崎円勝寺町 124
【電車】
・地下鉄東西線「東山駅」より徒歩約8分
・京阪電鉄「三条駅」、地下鉄東西線「三条京阪駅」より徒歩約16分
【市バス】
JR・近鉄・地下鉄「京都駅」から
・A1のりば
5系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ
・D1のりば
100系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ
阪急「京都河原町駅」から
・Aのりば
岡崎ループ号「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車すぐ
・Eのりば
46系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ
・Hのりば
5系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ
京阪「三条駅」から
・Dのりば
5系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ
・岡崎ループ号
「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車すぐ
京都市、関西テレビ放送、朝日新聞社
・2021年9月18日(土)~11月14日(日)名古屋市美術館
・2021年11月23日(火・祝)~1月26日(水)群馬県立館林美術館(予定)
・2022年2月3日(木)~3月29日(火)佐倉市立美術館(予定)