水戸芸術館 現代美術ギャラリー
開催期間:2021.09.28~2021.10.17
開催終了
《(免罪)ピピロッティの過ち》1988年、
シングルチャンネル・ヴィデオ、サウンド(11分18秒)
© Pipilotti Rist, All images courtesy the artist, Hauser & Wirth and Luhring Augustine
《わたしの海をすすって》1996年、
2チャンネル・ヴィデオ・インスタレーション、サウンド/コーナープロジェクション(10分22秒)
© Pipilotti Rist, All images courtesy the artist, Hauser & Wirth and Luhring Augustine
《マーシー・ガーデン・ルトゥー・ルトゥー/慈しみの庭へ帰る》2014年、
マルチチャンネル・ヴィデオ・インスタレーション(15分14秒)、
クンストハレ・クレムスでの展示風景、2015年、Photo: Lisa Rastl
© Pipilotti Rist, All images courtesy the artist, Hauser & Wirth and Luhring Augustine
《4階から穏やかさへ向かって》2016年
4チャンネル・ヴィデオ・インスタレーション/ベッド、枕(13分23秒、8分11秒、8分11秒)
オーストラリア現代美術館での展示風景、2017年、Photo: Ken Leanfore
© Pipilotti Rist, All images courtesy the artist, Hauser & Wirth and Luhring Augustine
ピピロッティ・リスト(1962年スイスのザンクト・ガレン州グラブス生まれ)は、実験的な映像表現を探究するアーティストとして、1980年代からスイスを拠点に世界各地の美術館や芸術祭で作品を発表してきました。
色彩に満ちた世界をユーモアたっぷりに切り取ってみせる映像と、心地よい音楽や空間設計によるリストのヴィデオ・インスタレーションは、国を越えて幅広い世代の観客を魅了してきました。
本展は、身体、ジェンダー、自然、エコロジーを主題とした作品およそ40点で構成。身体や女性としてのアイデンティティをテーマとする初期の短編ヴィデオやヴェニス・ビエンナーレに出品された代表作《永遠は終わった、永遠はあらゆる場所に》(1997/京都国立近代美術館蔵)、自然と人間が共存する今日の世界をのびやかに謳う、パノラミックなスクリーンへと展開する近年の大型インスタレーション(《もうひとつの身体》[2008/15]、《マーシー・ガーデン・ルトゥー・ルトゥー/慈しみの庭へ帰る》[2014]、《不安はいつか消えて安らぐ》[2014])、映像と家具が溶け合ったリビングルーム、日用品を作品へと再循環させる80年代からの一貫した関心によって生まれた作品群など、約30年間の活動の全体像を本格的に紹介します。本展覧会は、ベッドやクッションに横たわってくつろぐ、食卓を囲むといった遊び心あふれる映像鑑賞体験へと観客を誘う作品を通して、現代社会における切実なテーマを鑑賞者の身体とともに少しずつ解きほぐす機会となるでしょう。
ピピロッティ・リスト:Your Eye Is My Island
-あなたの眼はわたしの島-
2021.09.28~2021.10.17
開催終了
10:00〜18:00(入場時間は17:30まで)
月曜日
※祝日の場合は翌火曜日
一般 900円/団体(20名以上)700円
高校生以下・70 歳以上、障害者手帳などをお持ちの方と付き添いの方1名は無料
※学生証、年齢のわかる身分証明書が必要です。
※一年間有効フリーパス → 「年間パス」2,000円は現在販売を中止しています
◎学生とシニアのための特別割引デー「First Friday」→ 学生証をお持ちの方と65歳~69歳の方は、毎月第一金曜日(9月3日、10月1日)100円
◎京都会場の入場券半券の提示で当日券が200円割引!
※1名様1回有効。招待券、招待状を除く。他の割引とは併用できません。
水戸芸術館 現代美術ギャラリー
〒310-0063
茨城県水戸市五軒町 1-6-8
水戸駅からは、バスをご利用になると便利です。「北口バスターミナル4~7番のりば」から乗車頂きますと、すべてのバスが水戸芸術館の最寄のバス停に停車します。
「泉町1丁目」下車、乗車時間は約10分です。降車後バスの進行方向に進み、すぐの交差点で大通り(国道50号)を渡り、そのまま路地を直進してください。徒歩2分ほどで到着します。
公益財団法人水戸市芸術振興財団、京都国立近代美術館