《国宝 太刀 銘 国行(来)》 /鎌倉時代中期 13世紀
刀剣博物館(公益財団法人日本美術刀剣保存協会)
杉本博司《日本海、隠岐》/1987 年
©Hiroshi Sugimoto/Courtesy of Gallery Koyanagi
《三鈷剣》刀身 : 刀鍛冶 大野義光、蓮台 : 仏師 滝本光国
三鈷柄 : 鎌倉時代(刀身 : 現代、蓮台 : 現代)
/公益財団法人小田原文化財団 /Photo: Sugimoto Studio
庭園アートプロジェクト「たまはがねの響 音と光のインスタレーション」(2020年度実施風景)
作曲 : 菅野由弘「星雲光響 2021」、玉鋼製明珍火箸群 : 明珍宗敬、 光インスタレーション
2021制作 : 佐野誠
本展は、日本の美意識を象徴する刀剣の刃文の美を手掛かりに、日本の風土が培ってきた深淵にして豊穣な心象風景に触れ、その世界観の独自性、また普遍性を多彩な視点で探求しようとするものです。第1章「刀剣の光陰」では、国内の名刀29口とともに当館所蔵・寄託の姫路ゆかりの刀剣20口を紹介し、多様で奥深い刃文の美をひもときます。第2章「風韻、そして海景」では、現代の刀匠と鍛冶師・明珍兄弟による、音(玉鋼火箸)と光彩(刀剣)のインスタレーションをプロローグとし、時間や人間存在についての思考を写真で表現する杉本博司の写真作品、「海景」シリーズを展観します。第3章「たまはがねの響」では、美術館の前庭を活用し、明珍火箸(兵庫県指定伝統工芸品)の音色を素材に制作した音楽作品を、菅野由弘(作曲家)の制作・監修の下、光と音のインスタレーションとして展開します。
文化観光拠点計画認定記念特別展
日本の心象 刀剣、風韻、そして海景
2021.07.03~2021.09.05
開催終了
10:00〜17:00(入館は16:30まで)
※金曜・土曜日及び7月22日は、特別夜間開館のため20:00まで開館(入館は19:30まで)
月曜日(ただし8月9日は開館)、8月10日
一般:1200(1000)円、大学・高校生600(400)円、中学・小学生200(100)円
※( )内は20人以上の団体料金
※同展入場券で常設展示室もご覧いただけます。
姫路市立美術館
〒670-0012
兵庫県姫路市本町68-25
姫路駅から徒歩約20分。
神姫バス(7)または(8)乗り場から[3,4,5,61,62,64,81,82,84,86番]乗車約8分、
「姫山公園南・医療センター・美術館前」停留所下車すぐ
姫路市立美術館