『こびとづかん』より表紙
(c)Toshitaka Nabata
フィギュア リトルハナガシラ
(c)Toshitaka Nabata
フィギュア カクレモモジリ
(c)Toshitaka Nabata
『みんなのこびと』より
(c)Toshitaka Nabata
『こびとづかん』より
(c)Toshitaka Nabata
2006年の刊行以来、多くの人びとを惹きつけている、なばたとしたか(1977~)の「こびとづかん」シリーズ。一度見ると忘れることのできない強烈な印象を与えるこの作品に人びとが興味と感心を持ち続ける理由は、読む者がコビトの実在する世界にいつの間にか入り込んでしまうから。
日常でふと感じる不思議な気配やできごとの正体としてコビトを描くことで、なばたは個性的ながら私たちに親しみやすい作品を生み出してきました。
本展では、「こびとづかん」シリーズの原画やスケッチ、なばた自身が制作したフィギュアなどを展示。書籍では感じきれない力強さと緻密さを伝えます。同時に、「こびとづかん」以外の絵本作品や、なばたが過去に描いてきたタブロー作品など200点以上を紹介し、その独特な世界にせまります。
【なばたとしたか プロフィール】
1977年、石川県生まれ。2002年に開催された「GEISAI-3」で毎日新聞スカウト賞受賞。2006年、初の絵本『こびとづかん』を発表し話題となる。
2008年、コビト観察のガイド本『こびと大百科』がきっかけとなり『こびとづかん』が一大ブームに。2019年4月に刊行された最新刊『日本のこびと大全』を含めたシリーズ8冊は累計270万部を超え、子ども時代に一度は通る「定番作品」として愛され続けている。また絵本創作の傍ら、「こびと研究家」として全国の関連イベントでイラスト&サイン会、トークショーといった活動を意欲的に行っている。
なばたとしたか こびとづかんの世界
2019.07.06~2019.09.08
開催終了
9:30~17:00(入場は閉館の30分前まで)
夏休み期間の土曜日(7月20日、27日、8月3日、10日、17日)は19:00まで開館延長(入場は閉館の30分前まで)
毎週月曜日(ただし7月15日、8月12日は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)
一般600円、65歳以上・大学生・高校生450円、中学生以下無料
川崎市市民ミュージアム 企画展示室1
神奈川県川崎市中原区等々力1-2
044-754-4500(受付時間 開館日の9:30~17:00)
JR・東急「武蔵小杉」駅北口1番乗り場からバスで約10分「市民ミュージアム前」下車すぐ
川崎市市民ミュージアム
・協力:ロクリン社・ナバーランド
・企画:株式会社オフィス渋谷