展覧会レポート
2021.7.14
恐竜の生きた姿が目の前に!
生態や繁栄の謎に迫る大迫力の展覧会です
Gallery AaMoにて「恐竜展2021」が開催中です。
展示風景
太古のむかし、最強の生物として君臨していた“恐竜”。これまでに多くの発掘・研究がされてきましたが、明らかになっていない謎も多く、子どもから大人までロマンを感じる方も多いのではないでしょうか。
本展では、1億6000万年もの時間をかけて進化してきた恐竜の姿を、全身復元骨格や大型映像、実物大ロボットなどから紹介します!
恐竜の進化の歴史を貴重な恐竜標本とたどる
地球が誕生したのは約46億年前。
恐竜が出現し、繁栄したのは、中生代という時代の2億3000万年前から6600万年前ごろにかけてのおよそ1億6400万年のあいだで、さらに三畳紀・ジュラ紀・白亜紀の3つの時代に分けることができます。
展示風景
本展では、日本有数の恐竜コレクションを誇る福井県立恐竜博物館から、有名な恐竜の標本を複数紹介。恐竜の出現から滅亡までの進化史とともに通覧できます!
日本にも恐竜がいた?貴重な化石も!
恐竜時代、日本列島はもちろん存在していませんでした。しかし、研究が進むと太古の日本にも恐竜がいたことがわかってきました。
国内では福井県が有数の発見の場所のひとつです。福井県ではこれまでに、5種類もの恐竜が発掘されています!
展示風景
福井県立恐竜博物館の全面協力のもと、福井県で発掘された貴重な標本も鑑賞できます。また、同館の最新研究の結果も紹介されます。コチラもお見逃しなく!
大迫力のティラノサウルスロボット
本展で最大の展示となる、実物大ティラノサウルスロボットは、なんと全長12m!
肌の質感や動きなど、実際の恐竜の動きについて研究を重ねて再現されており、恐竜が生きた姿を体感できます。
展示風景 ©ココロ
恐竜のなかでも絶大な人気を誇るティラノサウルスは、トリケラトプスを捕食していたと考えられており、歯はバナナくらい大きかったそうですよ!
会場のいたるところには恐竜について理解を深められるパネル展示もされています。ティラノサウルスのお食事マナーを紹介した面白いパネルにも注目です。
恐竜展はお楽しみがいっぱい!
ほかにも、クリエイティブカンパニー「NAKED, INC.」による、ティラノサウルスとトリケラトプスの対決を鑑賞できる特大スクリーンも展示されます。
また、展覧会期間中は、東京ドームシティ内の「Hi!EVERYVALLEY」が『ジュラシックバレー』として展開。
※画像はイメージです
エリア内では恐竜にちなんだコラボメニューの提供や、ファミリー向けの人気ワークショップの実施、恐竜の世界観を感じられる装飾などを楽しむことができます!
大迫力で驚きがいっぱいの本展。
ファミリーで、友達で、楽しめること間違いなしです!
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恐竜展2021
2021.07.10~2021.09.05
開催終了
Gallery AaMo
Editor | 三輪 穂乃香
【編集後記】
貴重な標本や歴史などを踏まえながら鑑賞できて面白かったです!
大人になって観る恐竜展、おすすめです。
ちなみに、ロボットは怖いです。