国宝 聖徳太子及び天台高僧像 十幅のうち 最澄 平安時代・11世紀 兵庫・一乗寺蔵
菩薩遊戯坐像(伝如意輪観音) 鎌倉時代・13世紀 愛媛・等妙寺蔵
国宝 七条刺納袈裟 中国 唐時代・8世紀 滋賀・延暦寺蔵
重要文化財 性空上人坐像 慶快作 鎌倉時代・正応元年(1288) 兵庫・圓教寺蔵
2021年は、平安時代のはじめに仏教界に新風をもたらした伝教大師最澄(767-822)の1200年の大遠忌にあたります。最澄は「悟りに至る道はすべての人に開かれている」という平等思想を説いた『法華経』に心惹かれ、この教えをいしずえとする天台宗を日本でひろめました。東には琵琶湖を、西には京の都を見下ろす比叡山に、最澄が創建した延暦寺は、日本史上、多くの高僧を輩出し、彼らが説いた多様な教えは日本文化に大きな影響を及ぼしてきました。
このたび、最澄の1200年大遠忌を記念して、特別展「最澄と天台宗のすべて」を、2021年10月から2022年5月にかけて、東京国立博物館、九州国立博物館、京都国立博物館の順に開催いたします。本展では、延暦寺における日本天台宗の開宗から、東叡山寛永寺を創建して幕府と強固なつながりを得た江戸時代に至るまでの天台宗の歴史をご紹介します。日本各地で守り伝えられてきた貴重な宝物や、『法華経』の説く万民救済の精神をあらわす文化財を、各会場における地域的な特色を示しながら、ご覧いただきます。
伝教大師1200年大遠忌記念
特別展「最澄と天台宗のすべて」
2022.04.12~2022.05.22
開催終了
確定次第、展覧会公式サイト等でお知らせします。
※展示作品、会期、展示期間等については、今後の諸事情により変更する場合があります。最新情報は展覧会公式サイト等でご確認ください。
確定次第、展覧会公式サイト等でお知らせします。
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京都国立博物館
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