能面〈万媚〉/1面 「出目半蔵」朱漆書 江戸時代・18世紀
能面〈顰〉/1面 江戸時代・18世紀
能装束〈白地破菱紅葉模様縫箔〉/1領 江戸時代・18世紀
室町時代初期、猿楽を原型として大成された能は、今なお演じられている貴重な日本の伝統芸能です。近世以降は幕府や大名の保護を受け、「武家の式学」として重んじられ発展してきました。大倉集古館では、因州(鳥取藩)池田家旧蔵の《能面》と、備前(岡山藩)池田家旧蔵の《能装束》を多数所蔵し、江戸時代中後期の大名家における能楽愛好の一様相を窺い知る事ができます。
本展ではこれらの能楽コレクションのうち、秋の気配の意をあらわす― 秋色しゅうしょく―に注目した作品群を展覧します。色と模様の多彩な組み合わせにより「デザインの宝庫」とも称される能装束を中心に、能面をあわせて展覧し、秋を舞台とする謡曲にも触れます。当館の能楽コレクションを通して、能の華と幽玄の世界をお楽しみください。
《企画展》能 Noh 秋色モード
2021.08.24~2021.10.24
開催終了
10:00〜17:00(入館は16:30まで)
毎週月曜日
※ただし9月20日(月・祝)は開館、 9月21日(火)が休館
※途中展示替あり:9月28日(火)~
※新型コロナウイルス感染症の拡大状況により会期等の変更が生じた場合は公式WEB サイトでお知らせします。
一般 1,000 円、大学生・高校生 800円、中学生以下無料
※同会期中のリピーターは 200円引き
※20名様以上の団体は 100円引き
※障がい者手帳、被爆者手帳をご提示の方とその同伴者1名は無料
大倉集古館 1F・2F展示室
〒105-0001
東京都港区虎ノ門2-10-3
(The Okura Tokyo 前)
・東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」より徒歩5分
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公益財団法人 大倉文化財団・大倉集古館