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2021.8.10
長屋文化の残る街・向島への新ゲート
街なか芸術祭「すみだ向島EXPO2021」が開催!
2021年10月1日(金)から1カ月間、東京都墨田区・旧向島エリアにて街なか芸術祭「すみだ向島EXPO2021」が開催されます。
街なか芸術祭「EXPO2021」とは
すみだ向島EXPOは、東京の下町・すみだ旧向島エリアを舞台にした街なか芸術祭です。「新しいまちづくり」の一環として昨年2020年から始まり、今年は第2回目の開催となります。
向島ってどんな街?
向島はスカイツリーの北側に位置し、周囲の街がスカイツリーとともに発展しながらも、「ザ・下町」の魅力を絶やすことなく守り継ぐ街です。
街中には江戸庶民の暮らしを引き継いだ戦前の長屋が多く残っており、現在でも「お互いを受け入れ “隣人との幸せ”を形成する」という長屋文化が大切にされています。
街にはそのような素敵な文化がある一方で、長屋が持つ“古い木造建築が密集している”という構造上、防災や街づくりの観点では長年課題を抱えてきました。
本EXPOは、長屋が育んできた風景やユニークな生活文化の価値を、次世代によりよいものとして伝えていくために、建築と人・芸術を通じてその価値を発信し、地域課題やコロナ禍における問題の解決に繋がることを目指しています。
第2回すみだ向島EXPO2021テーマ:「隣人と粋でいなせな日」
「粋といなせ」は、江戸時代に使われた言葉で、人情に厚く気性がさっぱりとしている人びとを表す言葉です。
長引くコロナ禍の影響により地域交流が希薄化するなか、ニューノーマルな形で街に賑やかさを取り戻したいという、すみだ向島EXPO実行委員の想いから設定されました。
すみだ向島の住民と、この街に興味を持って移住してきたアーティストなど、街とつながりのあるメンバーが主体となり運営される本EXPO。
アーティストプロジェクト、様々なテーマ展、大学と連携した研究発表、地域内外の人びとやスペースを繋げるプロジェクトやツアー、宿泊などの体験プログラムなど充実したコンテンツが盛りだくさんです!
この街の人々から学ぶ人と人とが親密な関係になる体験を通して、私たちの未来に必要な隣人や共同体について考えてみてはいかがでしょうか?
※なお、コロナ禍での開催となる本EXPOは来場者数1日200名の制限あり。
アーティスト情報やその他詳細、今後の新着情報などは下記に記載の公式アカウントをご確認ください。
information
【企画名】すみだ向島EXPO2021
【テーマ】「隣人と粋でいなせな日」
【開催期間】2021年10月1日(金) ~10月31日(日)
【開催場所】東京都墨区旧向島エリア
【受付】墨田区京島3丁目50-12 京島駅(元米屋)
【チケット】前売:2,500円 / 一般:3,000円 / 学生応援価格:1,000円 / 小中学生:500円
ご購入はこちら(https://sumidaexpo.peatix.com/)
【公式アカウント】
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Twitter:https://twitter.com/nagaya_art
Instagram:http://instagram.com/sumida_expo
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発信元|OBIKAKE編集部