八重山風俗図より 「亜鈴体操」明治23年(1890)頃 沖縄県立博物館・美術館蔵
ブラントン日本図 明治9年(1876) 国立歴史民俗博物館蔵
元ト昌平阪聖堂ニ於テ博覧会図 明治5年(1872) 国立歴史民俗博物館蔵
疱瘡神の化身 明治8年(1875) 国立歴史民俗博物館蔵
「人々は何を学んできたのか、なぜ学ぶのか」について、19世紀後半以降、日本列島に近代国民国家が成立していく様相とともに、「学び」という視点から紐解きます。
狭義の「教育史」ではなく、幕末維新期の世界認識と自国認識、明治社会における旧幕臣の役割、富国をめざした博覧会、衛生観念の導入と相克、アイヌにとっての近代、国民をつくるための学校教育のしくみなど、さまざまな切り口から展示を構成し、近代における「学び」の意義を考えます。
とりわけ、伝統と近代、欧米とアジア、中央と周縁、強者と弱者など、それぞれに緊張感をはらんだわたりあいを伴いつつ、教育や学知を通じて「国民」が生み出されていく過程を多面的に明らかにする企画です。
企画展示
学びの歴史像―わたりあう近代―
2021.10.12~2021.12.12
開催終了
9:30~16:30(入館は閉館の30分前まで)
※開館日・開館時間を変更する場合があります。詳しくは公式サイトをご覧ください。
毎週月曜日
一般 1,000円、大学生 500円、高校生以下無料
※あわせて総合展示もご覧になれます。
※高校生及び大学生の方は、学生証等を提示してください。
(専門学校生など高校生及び大学生に相当する生徒、学生も同様です)
※障がい者手帳等保持者は手帳提示により、介助者と共に入館が無料です。
※本展半券の提示で当日に限りくらしの植物苑にご入場できます。
国立歴史民俗博物館 企画展示室A・B
〒285-8502 千葉県佐倉市城内町 117
050-5541-8600(ハローダイヤル)
・JR「東京駅」から総武本線「佐倉駅」下車、バス約15分
・「京成上野駅」から京成本線にて「京成佐倉駅」下車、徒歩約15分
またはバス約5分 (南口1番乗場から、ちばグリーンバス田町車庫行き乗車、「国立博物館入口」または「国立歴史民俗博物館」下車)
大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立歴史民俗博物館