京急線「金沢文庫」駅 | 神奈川県立金沢文庫
開催期間:2021.10.01~2021.11.28
開催終了
「往生講私記」鎌倉時代_大阪青山歴史文学博物館蔵
鎌倉幕府執権・北条氏の一流にあたる金沢北条氏を確立した北条実時(1224〜76)は、六浦荘(現在の横浜市金沢区)に拠点を置き、菩提寺の称名寺を開き、隣接して金沢文庫を創設しました。
金沢文庫は鎌倉屈指の蔵書を誇りましたが、鎌倉幕府滅亡後、称名寺や金沢文庫に収蔵された史料の一部は、長い歴史の中で国内外に流出・散逸しながらも、多くの人びとの手によって守り伝えられてきました。
こうした流出資料のうち、最大規模の史料群として、大阪青山歴史文学博物館の所蔵する称名寺旧蔵資料があります。
大阪青山歴史文学博物館は、多くの文書・典籍を収蔵する博物館です。
「本物に触れて学び、感性を磨く」を教育理念の一つとする大阪青山学園が、創設者の塩川利員氏(1925〜2007)によって収集された貴重な文化財を調査・保存・展示するための施設として同館を設立しました。
本展では、大阪青山歴史文学博物館所蔵品のうち金沢文庫(称名寺)ゆかりの文化財をお借りし、金沢文庫に収蔵されている関連資料と一堂に会することで、失われた中世文庫(ふみくら)に収められたアーカイブズ(歴史資料群)の豊穣な世界を復元します。
なお本展は、2018〜2019年度東京大学史料編纂所一般共同研究(国宝「称名寺聖教・金沢文庫文書」の書誌学的復原研究―『薄草紙口决』を中心に―)の成果の一部です。
特別展「よみがえる中世のアーカイブズ
―いまふたたび出会う古文書たち―」
2021.10.01~2021.11.28
開催終了
9:00~16:30(入場は16:00まで)
毎週月曜日、11 月4 日(木)、24 日(水)
20歳以上500円(400円)、20歳未満・学生400円(300円)、65歳以上200円(100円)、高校生100円、中学生以下・障がい者の方は無料
※( )内は20名以上の団体料金
神奈川県立金沢文庫
神奈川県横浜市金沢区金沢町142
シーサイドライン「海の公園南口駅」より徒歩10分
京浜急行「金沢文庫」駅より徒歩12分
神奈川県立金沢文庫
※10月24日(日)までは、原則休館のもと、事前予約された方に限り入館を可能としています。
詳細はホームページ(https://www.planet.pref.kanagawa.jp/city/kanazawa.htm)をご覧ください。