高田誠≪桐の咲ける風景≫1933年、うらわ美術館蔵
瑛九≪眼≫1936年、宮崎県立美術館蔵
寺内萬治郎≪髪≫1961年、蘭島閣美術館別館蔵
2020年春にうらわ美術館開館20周年記念展が、新型コロナウイルス感染症対策に伴い開催中止となってから、本館では本展覧会の開催を目指し、様々な代替プロジェクトを展開してきました。
そしてこのたび、2年間の延期を経て、美術と向き合う思いを新たに、構成内容や出品作品は当初の記念企画規模で、本展覧会を実現します。
いつの頃からか「鎌倉文士に浦和絵描き」という言葉が聞かれるようになりました。1923年の関東大震災後、東京から幾人かの芸術家がさいたま市の浦和地域に移り住んだことが背景として挙げられますが、他にもこの土地が絵描きの街となった要因は様々にありました。なぜ彼らはこの土地を選び、居住の地としたのでしょうか。そしてここで何を感じ、どのような作品を生み出したのでしょうか。
本展では各地の美術館や関係機関の所蔵作品と当館収蔵品を交え、芸術家同士の繋がりや様々なエピソード、時代状況等をたどりながら、この土地に集った芸術家たちの作品やその背景をひも解きます。芸術文化をつないできた芸術家たちの足跡、そして彼らが活躍の場を広げていった様子を、100タイトルを超える作品、資料とともに前期と後期の二期に分けて展覧します。
前期:4月23日(土)~6月19日(日)
後期:6月28日(火)~8月28日(日)
うらわ美術館開館22周年「芸術家たちの住むところ」
2022.04.23~2022.08.28
開催終了
10:00 ~ 17:00
金曜日・土曜日のみ~20時(入場は閉館30分前まで)
月曜日(ただし7月18日は開館)、6月20日~27日、7月19日
一般 830(660)円、大高生 520(410)円、中学生以下無料
※( ) 内は20名以上の団体料金。
※障害者手帳等をお持ちの方および付き添いの方1名は半額です。
<前後期共通割引チケット>
一般 1200円、大高生 700円
※前後期共通チケットは全会期中2回ご利用いただけます。
<観覧無料期間>
前期:4月23日(土)~5月1日(日)
後期:7月23日(土)~7月31日(日)
うらわ美術館
〒330-0062 さいたま市浦和区仲町2丁目5番1号 浦和センチュリーシティ3階
うらわ美術館は、「ロイヤルパインズホテル浦和」と同じ建物(浦和センチュリーシティビル)の3階にあります。
建物中央付近にあるうらわ美術館連絡用エレベーターをご利用ください。
<電車>
JR浦和駅 西口より徒歩7分
JR京浜東北線、高崎線、宇都宮線、上野東京ライン、湘南新宿ラインが停車します。
大宮駅から8分、上野駅から20分、新宿駅から25分。
<お車>
東北自動車道 浦和出口から9キロメートル、
首都高5号池袋線・埼玉大宮線 浦和南出口から4キロメートル、
外環自動車道 三郷方面より外環浦和出口から5キロメートル、大泉方面より戸田西出口から7キロメートル。
・駐車場について
浦和センチュリーシティビル地下に公営駐車場(有料です・割引なし)があります。
(なお、混雑のため、すぐに駐車できない場合も予想されます)
うらわ美術館
日動美術財団