『日本創製銅版新鐫 天球全図』のうち「天球図(部分)」 司馬江漢 江戸時代・寛政8年(1796)頃 静嘉堂文庫蔵
重要文化財 『南華真経注疏』 晋・郭象注 唐・成玄英疏 南宋時代(13世紀) 静嘉堂文庫蔵
『紅毛雑話』 森島中良 江戸時代・天明7年(1787) 静嘉堂文庫蔵
『日本創製銅版新鐫 天球全図』のうち「顕微鏡観物写真図」 司馬江漢 江戸時代・寛政8年(1796)頃 静嘉堂文庫蔵
『植学啓原』 宇田川榕庵 江戸時代・天保8年(1837) 静嘉堂文庫蔵
2020年、いよいよ東京でオリンピックが開催されます。この大イベントを控え、改めて日本と海外との交流の歴史を、本を通して振り返ってみようという展示です。
周囲を海に囲まれた国、日本。しかしそれにも関わらず、この列島はその長い歴史を通して他国との往来が途絶えたことはありませんでした。日本文化の根幹を成す漢字・仏教なども、言うまでもなく“外来文化”でした。日本の歴史と文化は、絶え間なく続けられてきた海外との交流の中で育まれてきたものと言えるでしょう。古代以来、我が国の文化は大陸や半島の影響を大きく受けてきました。更に江戸時代には西洋からもたらされる情報も大きな力を持つようになりました。では、それらの交流は、どのような形で本の中に現れているのでしょうか。
本展では、日本の歴史と文化の基層を成す海外との多彩な交流の姿を、さまざまな書物の中で辿ります。
書物にみる海外交流の歴史~本が開いた異国の扉~
2019.06.22~2019.08.04
開催終了
10:00-16:30
月曜日 (但し、7月15日は開館)、7月16日
一般1,000円、大高生700円、中学生以下無料
静嘉堂文庫美術館
東京都世田谷区岡本2-23-1
03-5777-8600(ハローダイヤル)
二子玉川駅から
二子玉川駅バスターミナル4番のりばから東急コーチバス「玉31・32系統」
「静嘉堂文庫」下車(所要時間は通常8~10分。運行本数1時間に約3本)。
案内標識に沿って徒歩約5分。
成城学園前駅から小田急線成城学園前駅下車、南口バスのりばから二子玉川駅行きバスにて「吉沢」下車。
大蔵通りを北東方向に徒歩約10分。
タクシー
二子玉川駅から美術館入口前まで約10分。タクシー料金約800円。(道路状況により前後)
徒歩
駅から静嘉堂まで徒歩で20~25分。
住宅街を通るので初めての方には少し分かりづらいです。
閉館までの時間にあまり余裕のないときは、バスかタクシーでのご来館をお勧めします。
静嘉堂文庫美術館