美人画の時代―春信から歌麿、そして清方へ―

町田市立国際版画美術館
開催期間:2019.10.05~2019.11.24 開催終了

数々のスター絵師が活躍した、18 世紀後半の浮世絵界。天明・寛政(1781-1801)を中心とするこの時期は、 いつからか浮世絵史の「黄金期」として親しまれてきました。その中心となったのが、人物を美しく活き活きと描いた「美人画」です。鈴木春信以降、礒田湖龍斎、勝川春章、鳥居清長 、喜多川歌麿、鳥文斎栄之、個性豊かな絵師が次々と登場し、理想の美人像を追い求めました。 描かれたのは評判の遊女や町娘、若衆と呼ばれる若い男性、愛情あふれる母子や恋人たちの姿。さらに憧れの的でもあった女形の「役者絵」や、人間の性愛を時に美しく描いた「春画」にも美人表現がみられます。 本展は、この「美人画の時代」の軌跡を、約 230 点の版画、版本、肉筆画で辿るものです。時を経て、天 明・寛政が「黄金期」として高く評価されてゆくなか、鏑木清方や上村松園ら近代の画家たちが往時の美人画に想を得ていたことにも目を向けます。「黄金期」の美人画とは何だったのか―、その普遍的な魅力を現代のわたしたちの視点を通してみつめます。

 

前期:10.05〜10.27 後期:10.29〜11.24

展覧会名

美人画の時代―春信から歌麿、そして清方へ―

会期

2019.10.05~2019.11.24 開催終了

開館時間

10:00~17:00
土・日・祝は10:00~17:30
入館は閉館の30分前

休館日

月曜休館
※ただし 10 月 14 日(月・祝)・11 月 4 日(月・振休)は開館し、10 月 15 日・11 月 5 日(火)は休館します。

入場料

一般:900(700)円 
大学・高校生と65歳以上:500(350)円

会場

町田市立国際版画美術館

住所

〒194-0013 東京都町田市原町田4-28-1

お問い合わせ

042-726-2771/0860(受付時間 平日10:00~17:00, 土日祝10:00~17:30)

アクセス

JR横浜線・小田急線町田駅下車徒歩15分

主催

町田市立国際版画美術館

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