世界的に知られる浮世絵師、葛飾北斎。生涯にわたり精力的に筆をふるった北斎の作品は膨大かつ多様ですが、代表作として思い浮かべるのはやはり『冨嶽三十六景』の大波の図ではないでしょうか。東洋文庫では北斎の作品を50点ほど所蔵しています。そのなかに冨嶽三十六景や肉筆画はなく、半数以上が墨一色で印刷された絵本です。しかし、キャリアの最初期から晩年まで、幅広い時期の作品がそろい、目にする機会の少ないタイプの作品もあります。
本展では、東洋文庫が所蔵する北斎作品を可能な限り網羅的に公開します。森羅万象を描いた北斎作品の魅力を、「こんな絵も描いていたのか!」という驚きとともに改めて発見していきましょう。
東洋文庫の北斎展
2019.10.03~2020.01.13
開催終了
10:00〜19:00(最終入館は閉館の30分前まで)
火曜日(火曜日が祝日の場合は翌平日)、12月30日〜1月2日
一般900円、65歳以上800円、大学生700円、中・高校生600円、小学生290円
東洋文庫ミュージアム
〒113-0021 東京都文京区本駒込2-28-21
03-3942-0208
・JR山手線、東京メトロ南北線「駒込駅」徒歩8分
・都営地下鉄三田線「千石駅」徒歩7分
・都営バス上58系統・茶51系統「上富士前」徒歩1分
公益財団法人 東洋文庫、朝日新聞社