「山に因む十題 霊峰四趣 春」昭和15(1940)年
茨城県近代美術館蔵
「山に因む十題 霊峰四趣 秋」昭和15(1940)年
ポーラ美術館蔵
「或る日の太平洋」昭和27(1952)年
日本美術院蔵
茨城県で開催される第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体(9月28日から10月8日)」及び第19回障害者スポーツ大会「いきいき茨城ゆめ大会(10月12日から14日)」の文化プログラムとして、当館では本県と縁の深い横山大観を取り上げます。
横山大観は明治元(1868)年に水戸に生まれました。東京美術学校で岡倉天心に師事してその歩みをともにし、日本美術院、再興日本美術院を中心とした活動で、近代日本画の発展に大きく寄与しました。大観はまた本県にとっては最も重要な画家であり、戦前から茨城美術展の創設に尽力する等々、茨城の美術を語る折に欠かすことのできない存在です。
今回の企画展示は大観の代表作品約45点を展示し、大観芸術の流れを辿ることで、国内の各地から来県された方々に、茨城が生んだ横山大観についてより理解を深めていただく機会とします。
茨城国体開催記念 企画展示<横山大観>
2019.09.28~2019.10.27
開催終了
9:30〜17:00
※入館は閉館の30分前まで
10月15日・21日
一般310(240)円、満70歳以上150(120)円、高大生240(170)円、小中生170(110)円
※土曜日は高校生以下無料
※企画展「竹久夢二展」のチケットでご覧になれます。
茨城県近代美術館
〒310-0851
茨城県水戸市千波町東久保666−1
029-243-5111
水戸駅南口から徒歩約20分。
茨城県立近代美術館