マーク・フォスター・ゲージ《ヘルシンキ・グッゲンハイム美術館》
CG映像、2014年、映像提供:マーク・フォスター・ゲージ・アーキテクツ
会田誠《シン日本橋》クレヨン、アクリル絵具、紙、2018-2019年、作家蔵、
©AIDA Makoto / Courtesy of Mizuma Art Gallery
藤本壮介《べトンハラ・ウォーターフロント・センター設計競技1等案》
周辺図、CG画像、2012年
ザハ・ハディド・アーキテクツ+設計JV(日建設計、梓設計、日本設計、オーヴ・アラップ・アンド・パートナーズ・ジャパン設計共同体)《新国立競技場》構造用風洞実験模型、高さ75mのプラン(1:300)、協力:設計JV(日建設計、梓設計、日本設計、オーヴ・アラップ・アンド・パートナーズ・ジャパン設計共同体)
映像制作:長倉威彦
《ウラジーミル・タトリン、第3インターナショナル記念塔》
CG映像、1998年
建築の歴史を振り返ると、完成に至らなかった素晴らしい構想や、あえて提案に留めた刺激的なアイデアが数多く存在 しています。末来に向けて夢想した建築、技術的には可能であったにもかかわらず社会的な条件や制約によって実施 できなかった建築、実現よりも既存の制度に対して批評輸神を打ち出す点に主眼を置いた提案など、いわゆるアンビルト/未完の建築には、作者の夢や思考がより直接的に表現されているはずです。
この展覧会は20世紀以降の国外、国内のアンビルトの建築に焦点をあて、それらを仮に「インボッシブル・アーキテクチャー」と称しています。ここでの「インポッシブル」という言葉は、単に建築構想がラディカルで無理難題であるがゆえ の「不可能」を意味しません。言うまでもなく、不可能に眼を向ければ、同時に可能性の境界を問うことにも繋がります。 建築の不可能性に焦点をあてることによって、逆説的にも建築における極限の可能性や豊穣な潜在力が浮かび上がってくる—それこそがこの展覧会のねらいです。
約40人の建築家・美術家による「インポッシブル・アーキテクチャー」を図面、模型、関連費料などを通して読み解きながら未だ見ぬ新たな建築の姿を展望します。
インポッシブル・アーキテクチャー
もうひとつの建築史
2019.09.18~2019.12.08
開催終了
10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
月曜日(ただし、9/23、10/14、11/4は開館)
9/24(火)、10/15(火)、11/5(火)
一般1,200円(1,000円)、大学生900円(700円)、高校生・65歳以上600円(500円)、中学生以下無料
※( )ないは前売りおよび30名以上の団体料金
※11月3日(文化の日)は全館無料
広島市現代美術館
〒732-0815 広島県広島市南区比治山公園1-1
082-264-1121
【広島駅から】
・路面電車 5番「広島港」行き→「比治山下」下車、約500m
・バス (1)「旭町」行き 広島バス(26-1番系統) B-7番のりば(2)「県病院」行き 広島バス(31番系統) B-7番のりば(3)「大学病院」行き 広電バス(5-1番系統) A-5番のりば→ 「段原中央」下車、動く歩道「比治山スカイウォーク」経由約700m
・タクシー 約10分
【紙屋町から】
・バス 紙屋町(県庁前)バス停「大学病院」行き(比治山トンネル経由) 広島バス(23-1番系統)
→ 「段原中央」下車、動く歩道「比治山スカイウォーク」経由約550m
【八丁堀から】
・バス 八丁堀(ヤマダ電機前)バス停「大学病院」行き(比治山トンネル経由) 広島バス(23-1番系統)
→ 「段原中央」下車、動く歩道「比治山スカイウォーク」経由約550m
広島市現代美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会