「日本の美 美術×デザイン」ー琳派、浮世絵版画から現代へー ポスター
Design:三木健
神坂雪佳『百々世草』「狗児」1909-10刊
千葉市美術館(ラヴィッツ・コレクション)後期展示
山本太郎《狂言花子用素襖三世茂山千之丞ver.》
2018年 茂山千五郎家蔵
福井江太郎《晴》2014年 作家蔵
日本美術の大きな特徴のひとつに装飾性があります。琳派の流れは、自然の豊かさをモチーフとし、きらめく金銀の「かざりの美」と洗練されたデザイン性により、絵画・工芸のジャンルを越えて人々に愛されてきました。
また、江戸時代に人々を魅了した浮世絵版画は、古今東西の表現を柔軟に取り入れたものです。大胆な構図や色彩といったデザイン感覚に富む表現は、19世紀ヨーロッパで印象派の画家たちを魅了し、今なお高い人気を誇っています。
明治以降、「絵画」と「図案・デザイン」は区分されるようになりましたが、日本美術の装飾性は多様なジャンルに浸透し、現代でも多くのアーティストやデザイナーに受け継がれています。
本展では、日本の美術にみる装飾性・デザイン性に着目し、琳派、浮世絵版画から現代絵画、ポスターまで、その多様な美の様相を紹介します。
「日本の美 美術×デザイン」 -琳派、浮世絵版画から現代へ-
2019.08.10~2019.10.20
開催終了
9:30~18:00 (入館は17:30まで)
毎週水曜日、祝翌日(ただし、10 月 16 日(水)は開館)
一般1,300円、大学生650円、高校生以下無料
富山県美術館 2階 展示室2、4
〒930-0806 富山県富山市木場町3-20
076-431-2711
富山駅 新幹線改札口(富山駅南口)から
徒歩:約17分/タクシー:約10分
バス:富山駅前から約10分 バス停「富山県美術館」下車すぐ