国宝「黒漆平文飾剣(柄欠失)」
平安時代(9~12世紀)
奈良県・春日大社蔵
重要美術品「太刀無銘(古伯耆伝安綱)」
奈良県・春日大社蔵
国宝「太刀 銘安綱 (名物童子切安綱)」
平安時代(10~12世紀)
東京国立博物館蔵
日本刀は正倉院宝物などにみられる直 刀(ちょくとう) から、刀工の祖とされる大和国 (奈良県)の天国(あまくに) が作ったとされる小烏造(鋒 両刃造 きっさきもろはづくり )や毛抜形太刀 といわれる様式を経て、平安時代中期から後期にかけて美しい反りをもつ日本刀が成立しまし た。こうした日本刀が成立する過程で安綱は、京都の三条宗近 、備前の友成など の古備前刀工とならんで最古級の刀匠とされています。
本展では、國學院大學所蔵の直刀(6 世紀)から、春日大社が所蔵する鋒両 刃造の国宝「黒漆平文飾剣(くろうるしひょうもんかざりたち) 」(9~12世紀)や国宝「金地螺鈿毛抜形太刀(きんじらでんけぬきがたたち) 」(12 世紀)、愛媛県・大山祇神社所蔵の愛媛県指定文化財「古神宝太刀」(11世 紀)をはじめ、日本刀の発祥の地とされる山城、備前の名刀をあわせて展示し、 日本刀成立の謎に迫ります。
※展示替えあり(前期:12月28日(土)~1月26日(日)/
2019.12.28~2020.03.01
開催終了
10:00~17:00(入館は16:30まで)
一般 1000(800)円、大学高校生 600円、中小学生 400円
※先行特割ペアチケット、グッズ付きチケット、閉館後解説付きチケットなども販売予定。詳細が決まり次第、公式ホームページほかで発表予定。
※( )内は、前売及び 20 人以上の団体料金
※前売券は 10 月下旬から、主要プレイガイドで発売予定
春日大社 国宝殿
〒630-8212 奈良県奈良市春日野町 160
0742-22-7788
JR奈良駅、近鉄奈良駅から奈良交通バスで春日大社本殿行「春日大社本殿」下車すぐ
または市内循環・外回り循環「春日大社表参道」下車、徒歩約10分
春日大社、読売新聞社