紺紙金字観普賢経(平基親願経、平安時代・12世紀)
文殊菩薩像(鎌倉時代・14世紀)
仏教文化が花開いた奈良時代、聖武天皇と光明皇后は仏教にあつい信仰を捧げ、国家事業として写経や仏画づくりに精勤しました。平安時代になると、王朝の宮廷貴族が自らの極楽往生を願って写経に精魂を傾け、料紙 にも千変万化の美を求めて、善美のかぎりを尽くした装飾経が作られるようになります。また絵仏師の活躍によって、 おびただしい数の仏画が描き出され、写経の一宇三礼(一字書写するたび、仏を三度礼拝すること)と同様、絵筆の一 本一本に絵仏師の敬虔な祈りがこめられました。
奈良・平安・鎌倉・南北朝・室町と、その時代の流れの中に、さまざ まな仏教信仰の世界をうかがってみましょう。
仏画と写経
2019.10.07~2019.12.21
開催終了
10:00〜17:00
※入館は閉館の30分前まで
毎週日曜、年末年始、展覧会準備期間(不定期)
【一般】500円(団体20名以上 400円)
【高校・大学生】300円(団体20名以上 200円)
【中学生以下】無料
センチュリーミュージアム
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