アンダース・エドストローム〈Martin Margiela spring/summer 94〉より
PUGMENT〈1XXX-2018-2XXX〉より 2018年
本展覧会では、「写真とファッション」をテーマとし、1990年代以降の写真とファッションの関係性を探ります。 これまで写真は衣服が持つ魅力を伝えるという重要な役割を担ってきました。写真によって作り出されるイメージは、ときには衣服そのものよりも人々をひきつけ、時代を象徴するようなイメージとなっています。
1990年代に入り、ファッション写真という枠組みを超えて、人々に訴えかけるイメージを作り出す写真家や、インディペンデントなスタンスで情報を発信するファッション誌が登場しました。彼らの活動は、人々の考え方や生活スタイルにも影響を与え、その後の世代にも繰り返し参照されています。写真とファッションの関係性は、インターネットが普及した2000年代以降、さらなる変化を遂げます。かつては新聞や雑誌の編集者、記者など、限られた人々を介して伝えられていた最新のファッションショーや展示会の様子も、近年ではツイッターやインスタグラムなどSNSを通して、タイムラグなく一般の人々の手元に届けられるようになりました。また、情報を受け取るだけではなく、タグ付けをしたセルフィー(自撮り)に代表されるように、受け手自身も様々な形で情報発信を行っています。
本展覧会は、長年にわたり文化誌『花椿』の編集者としてファッションやアートの世界を見つめてきた林央子氏を監修に迎え、国内外のアーティストによる作品を通して「写真とファッション」の関係性を探る試みです。時代のターニングポイントとなった稀少なファッション誌の展示などともに、様々な角度から写真とファッションをお楽しみください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、入場制限などを実施します。
ご来館のお客様は、必ずこちらをご確認ください。
写真とファッション 90年代以降の関係性を探る
2020.06.02~2020.07.19
開催終了
10:00〜18:00
※夜間開館は休止します。
毎週月曜日
一般 800(640)円/学生 700円/中高生・65歳以上 600円
※( )は当館の映画鑑賞券ご提示者、各種カード会員割引、当館年間パスポートご提示者(ご利用案内をご参照ください)
※小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料
※各種割引の併用はできません。
東京都写真美術館
東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
03-3280-0099
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