俵屋宗達は江戸前期に新しい装飾画の様式を確立した画家です。
それを尾形光琳が江戸中期に継承し、さらに江戸後期に酒井抱一が広めた、いわゆる「琳派」といわれる造形芸術の流派の源流とも称される巨匠です。「たらし込み」技法も見られる水墨画《鷺飛翔図》、烏丸光廣による奥書が存在することにより制作年の明らかな数少ない作品としても貴重な《西行法師行状絵詞 巻第三断簡》(寛永7年 1630年)など6作品と乾山のやきものを展示します。
陶磁器の常設展示作品「日本のやきもの」、アジアの仏教彫刻7点(常設展示作品含む)や岡田茂吉作品も展示します。