吉野龍田図屏風 6曲1双 日本・江戸時代 17世紀
根津美術館蔵
龍虎図屏風 雪村周継筆 6曲1双
日本・室町時代 16世紀 根津美術館蔵
梟鶏図 狩野山雪筆 2幅 日本・江戸時代 17世紀
根津美術館蔵
東洋の絵画には、二幅対や三幅対など、複数の掛幅からなる対幅とよばれる形式や、右隻と左隻で1双となる屏風など、〈対〉で成り立つ作品が多くあります。中国では偶数の対幅が通例ですが、日本では二幅対の間に仏画の三尊像の中尊に見立てた中幅を組み合わせた三幅対の形式が独自で発展を遂げました。
本展覧会では、14世紀から19世紀にかけて日本および中国で制作された「〈対〉で見る絵画」を展示し、各幅・各隻相互の連続性や独立性、対比のおもしろさ全体の完結性など、もとからの形であるかどうかも含めて、その見どころの多投さをお楽しみいただきます。
合わせて、鐔(つば)・目貫(めぬき)・縁頭(ふちがしら)などの刀装金具に表された対の図様の、機知に富んだ取あわせにもぜひご注目ください。
企画展 〈対〉で見る絵画
2020.01.09~2020.02.11
開催終了
10:00~17:00(入館は16:30まで)
月曜日(ただし、1月13日は開館)、1月14日(火)
一般1,100円、学生800円、中学生以下無料
※20名以上の団体、障害者手帳提示者および同伴者は200円引き
根津美術館
東京都港区南青山6-5-1
03-3400-2536 (受付時間 開館日10:00 ~17:00)
・地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線 〈表参道〉駅下車 A5出口(階段)より徒歩8分/B4出口(階段とエスカレータ)より徒歩10分/B3出口(エレベータまたはエスカレータ)より徒歩10分
・都バス渋88 渋谷~新橋駅前行 〈南青山6丁目〉駅下車 徒歩5分
根津美術館