《after that.》 2013/2020 年 撮影:来田猛
《Force》 2020年 撮影:来田猛
《crossfades #1》 2015/2020 年 撮影:来田猛
《crossfades #4》(部分) 2020年 撮影:来田猛
《Quantize #7》 2020 年 撮影:来田猛
新進作家、久門剛史(1981年京都府生まれ)による国内初の大規模な個展を開催します。
久門は、日常的な現象や特定の場所がもつ記憶、歴史を採取し、それらを音や光、立体などの断片をもちいて観る者の身体感覚を静かに、強く揺さぶる空間を創り出します。私たちの知覚を研ぎ澄ますように促し、モノに潜在する「永遠性」と「唯一性」についてメタフォリカルに問いかける作品は、国内外で高く評価されています。
本展で久門は、豊田市美術館の4つの展示室からなる延べ約1,000㎡の個性的な空間を使い、それぞれの場に呼応する新作インスタレーションを展開します。
展覧会タイトルは「らせんの練習」。真上から見て円であると認識していたものが、視点を変えて彫刻的に見たとき、はじめて螺旋だと気づく。そうした観る人それぞれの時間と空間の発見や新しい知覚の拡張につながる体験を、まさに螺旋の構造をなぞるように展示室が配置されている豊田市美術館の建築空間の中で実感できる、豊かな展観を目指します。
社会が混沌としている状況の中でも、物事を美しいと思える態度を揺るぎなく示し続けてきた久門剛史の芸術世界を、是非ご覧ください。
久門 剛史 ― らせんの練習
2020.03.20~06.21,07.18~09.22開催終了
10:00〜17:30(入場は17:00まで)
月曜日(ただし6月22日~7月17日は展示替えのため休館)
一般:1,000円(800円)、高校・大学生:800円(600円)、中学生以下無料
( )内は20名以上の団体料金
*障がい者手帳をお持ちの方(介添え者1名)、豊田市内在住又は在学の高校生、及び豊田市内在住の75歳以上は無料(要証明)。その他、観覧料の減免対象者及び割引等についてはホームページをご確認いただくか、豊田市美術館へお問い合わせください。
豊田市美術館
〒471-0034
愛知県豊田市小坂本町8丁目5番地1
0565-34-6610
名古屋駅より
・地下鉄東山線「伏見駅」乗換え、地下鉄鶴舞線豊田市行き終点下車
・名鉄名古屋本線豊橋行き「知立」乗換え、名鉄三河線猿投行き「豊田市」下車
豊橋駅より
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・名鉄三河線猿投行き「豊田市」下車
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