《森の家族》 油彩・カンヴァス 1983年
漫画家である父・岡本一平と、小説家であり歌人の母・岡本かの子を両親に持つ岡本太郎。一家と関わりの深かった小説家・川端康成は、この家族を“聖家族”と呼びました。
太郎自身も「父母に感謝することがあるとすれば、常に同等な友人のように扱ってくれたことだ」と語るように、この家族は夫婦、親子が一個の独立した人格として対等な関係で結ばれているような、当時においてはたぐい稀な家族形態でした。一方で全く異質な芸術家の共同生活には「想像もできない絶望的な矛盾」があったとも語られ、その中で起こるさまざまな葛藤の中で、太郎は成長していきます。
本展では、岡本太郎・一平・かの子の作品を紹介するとともに、彼らの日常生活を写す日用品や写真を展示し、芸術に生きた一家の足跡をたどります。
岡本太郎“聖家族”
2020.01.17~2020.04.12
開催終了
9:30~17:00(入館は16:30まで)
月曜日(2月24日を除く)、2月12日(水)、2月25日(火)
2020年1月17日(金)~2月13日(木)までは本展のみ開催
一般 500(400)円、高・大学生・65歳以上 300(240)円
2020年2月14日(金)~4月12日(日)までは
一般 700(560)円、高・大学生・65歳以上 500(400)円
※企画展開催中は、企画展とのセット料金に変わります。
※中学生以下は無料
※( )内は20名以上の団体料金
川崎市岡本太郎美術館
〒214-0032
神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5 生田緑地内
044-900-9898
小田急線向ヶ丘遊園駅南口より徒歩17分
川崎市岡本太郎美術館