《フリデリク・ショパンの肖像》 アリ・シェフェール 1847年
油彩・カンヴァス ドルトレヒト美術館蔵 Dordrechts Museum
《ヴィエジュブノからのポーランド軍の帰還》
マルチン・ザレスキ 1831年 油彩・カンヴァス
ワルシャワ国立博物館蔵
© Ligier Piotr / Muzeum Narodowe w Warszawie
《アリ・シェフェール邸(パリ、シャプタル通り16番)の小さなアトリエ》
アリ・ヨハネス・ランメ 1850年 油彩・カンヴァス
ドルトレヒト美術館蔵 Dordrechts Museum
《「エチュードへ長調 作品10-8」自筆譜(製版用)》
フリデリク・ショパン 1833年以前 インク・紙
国立フリデリク・ショパン研究所付属フリデリク・ショパン博物館蔵
photo:The Fryderyk Chopin Institute
《自筆の手紙-ユリアン・フォンタナ宛ての手紙(パルマ、1838年11月15日、署名付)》
フリデリク・ショパン 1838年 インク・紙
国立フリデリク・ショパン研究所付属フリデリク・ショパン博物館蔵
photo:The Fryderyk Chopin Institute
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本展覧会は開催延期となりました。詳しい情報は、美術館公式サイトをご確認ください。
2019年、日本とポーランドは国交100周年を迎えました。これを記念して、ポーランド が誇るロマン主義を代表するピアニストで作曲家のフリデリク・ショパン(Fryderyk Chopin /1810~1849)を新たな視点から再考する展覧会を開催します。
「ピアノの詩人」と称されたショパンの楽曲は、母国ポーランドやロマン主義の舞台であったフランスは然ることながら、日本をはじめ世界中で愛されてきました。ただ、ショパン自身につ いては、幼い頃から身体が弱く、恋人であった作家ジョルジュ・サンドとの別れによる傷心のうちに若くして亡くなったという画一的なイメージが流布しています。
そこで本展では、ショパンの息吹を感じる自筆譜や手紙、遺品のみならず、彼にまつわる様々な美術作品や資料に基づき、 ショパンという芸術家の人間像と音楽創造の背景を見つめ直します。とりわけ現代のアーティストたちがショパンからインスピレーションを得て制作した数々の造形作品を一同に展覧し、多角的なショパン像を発見しようという試みは新しいアプローチと言えるでしょう。
本展では、現在、ショパンの遺品・権利などを一括して保有・管理、研究および普及活動を行っているワルシャワの国立フリデリク・ショパン研究所( NIFC:Narodowy Instytut Fryderyka Chopina)の全面協力のもと、彼らの所有する本邦初公開の自筆譜や手紙、美術作品などを中心に、ワルシャワ国立博物館やドルトレヒト美術館(オランダ)、国内美術館が所蔵する油彩画など 貴重な約 250 点を展示します。
日本・ポーランド国交樹立100周年記念
ショパン-200年の肖像
2020.06.02~2020.06.28
開催終了
10:00~18:00 ※入館は閉館の30分前まで
月曜日(ただし、5月 4日(月・祝)は開館、5月7日(木)は休館)
一般1,000円、高校・大学生および65歳~74歳800円、中学生以下・75歳以上無料、
障害者(一般)500円、障害者(高校・大学生)400円、
団体(一般)800円、団体(高校・大学生)700円
※一般以外の方は年齢等確認できるものを受付にてご提示ください。
※障害をお持ちの方の付き添いでお越しの場合、1名様までは障害者料金でご観覧いただけます。
※団体料金は、20名様以上の観覧で適用となります。
練馬区立美術館
東京都練馬区貫井1-36-16
03-3577-1821(休館日を除く10:00~18:00)
西武池袋線(東京メトロ有楽町線・副都心線直通 )
中村橋駅下車徒歩3分
練馬区立美術館(公益財団法人練馬区文化振興協会)