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2020.2.19
日本を代表する5つの伝統芸能
トーハクに集結!史上初の大規模展覧会
東京国立博物館にて3月10日〜5月24日まで開催される、特別展「体感!日本の伝統芸能―歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の世界―」。
記者発表へ行ってきました!
記者発表の様子
本展は、数百年以上にわたり守り伝えられてきた、日本を代表する5つの伝統芸能―歌舞伎、文楽(ぶんらく)、能楽、雅楽、組踊(くみおどり)の歴史との関係、それぞれの芸能が持つ固有の美と、それを支える「わざ」を紹介するものです。
展覧会のポイント①
臨場感あふれる舞台を再現
歌舞伎『義経千本桜』道行初音旅 静御前(中村時蔵)と佐藤忠信)中村富十郎(五代目))
※写真は再現舞台イメージ
展示室内に再現された5つの芸能の舞台を間近で観ることができます。本物の衣装・装束、楽器、小道具などの展示もあり、より臨場感を楽しむことができるそう!
展覧会のポイント②
貴重な映像資料の上映
走舞『環城楽』左方 ※写真は再現舞台イメージ
歌舞伎展示室では、日本最古の映画『紅葉狩(もみじがり)』を、文楽展示室では、本展のために収録された演奏風景を、能楽展示室では国立能楽堂での『井筒(いづつ)』の公演映像など、各展示室で貴重な映像を上映します。
展覧会のポイント③
充実した体験コーナーの数々
文楽『本朝廿四孝』奥庭狐火の段(桐竹勘十郎)※写真は再現舞台イメージ
来館者がモニター上で歌舞伎役者になりきるデジタルアートや、文楽のツメ人形を実際にあやつることができるコーナーをはじめ、それぞれの展示室で伝統芸能を体感することができます!
展覧会のポイント④
プロの実演家や舞台を支える人々の「わざ」を体感
能『井筒』 後シテ 紀有常の娘(勧世清和) ※写真は再現舞台イメージ
それぞれの芸能の、プロの実演家や舞台を支える職人の方々、人間国宝の方をお呼びし、デモンストレーションやトークを開催予定です。
これまで伝統芸能になじみのなかった若い層や外国人を含め、多くのひとびとが伝統芸能を「体感!」し、楽しむことができる本展。
改めて日本の良さが伝わる素敵な展覧会になりそう♪
information
展覧会名:ユネスコ無形文化遺産 特別展
体感!日本の伝統芸能
―歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の世界―
会場名:東京国立博物館 表慶館
会期:2020.03.10〜2020.05.24 ※開催中止
Editor | 三輪 穂乃香