戦後の日本ファッション史をたどる
世界初の大規模展、新美で開催!
日本特有のファッション、あなたは何を思い浮かべますか?
ロリータ、ギャル、原宿系。戦後の日本では、時代の流れとともにさまざまなユニークな装いが流行してきました。
BABY,THE STARS SHINE BRIGHT 《はわせドールワンピース》2002年
BABY,THE STARS SHINE BRIGHT蔵
ロリータブランドとして有名なBABY, THE STARS SHINE BRIGHT。映画『下妻物語』でも話題になりました。
「ゴシック系」や「ロリータ」は、西洋にルーツがあるスタイルを日本独自で解釈したもので、一部の若者のあいだで流行しました。
『FRUiTS』8月号No.13 表紙 1998年 個人蔵
こちらは原宿系のバイブルだった雑誌『FRUiTS』。
バブル崩壊後は「街」から多くの流行が生まれ、若者たちが積極的に新たなファッションを発信しました。
本展は、もんぺからKawaiiまで、洋服を基本とした日本ファッションの始まりから最先端の流れを、まとめて紹介する世界初の大展覧会です!
豪華すぎる!出品作家・ブランド
本展は、日本のファッション界を引っ張ってきた超有名ブランドから、新進気鋭の注目ブランドまで、あますことなく紹介。
Mame Kurogouchi《2020年春夏コレクション《EMBRACE》より》
2019年 Mame Kurogouchi蔵
80年代に世界に黒の衝撃を与えた Yohji Yamamotoや COMME des GARÇONS、原宿系のさきがけとなったMILK、ギャル文化の中心だったALBA ROSA、パリコレデビューを果たしたANREALAGEなど、豪華なラインナップ♪
多方面からの絶大な協力!
国内有数の服飾コレクションを有する島根県立石見美術館、神戸ファッション美術館をはじめ、ブランドやメーカーからの協力を得て、各時代のアイコン的作品や資料を約600点展示します。
森英恵《ホステス・ガウン「菊のパジャマ・ドレス」》1966年
島根県立石見美術館蔵
私たちの生活に欠かすことができない衣服。独自の日本のファッションを通覧できるまたとない機会です。
ファッション好きにはたまらない、展覧会になりそうです♪
information
展覧会名:ファッション イン ジャパン 1945-2020―流行と社会
会場名:国立新美術館 企画展示室1E
会期:2020.06.03〜2020.08.24
公式サイト:https://fij2020.jp