巣ごもり読書
2020.7.8
おびかけ編集部が、おうち時間を有効に使うべく、実際に読んで素敵だったアート本をチラッとご紹介。
すごもり時間の参考になれば幸いです♪
今回紹介するのは『谷崎潤一郎文学の着物を見る』(大野らふ+中村圭子 編著)です。
フルカラーで谷崎文学に登場する着物を紹介!
谷崎潤一郎(1886-1965)は明治から昭和にかけて活躍した小説家です。
本書では、代表作の『細雪(ささめゆき)』で描かれた女性たちの着物姿を、谷崎がどのような想定をしていたのか、モデルになった女性の写真や文章を元に再現。谷崎作品の魅力的なヒロインの着物姿がフルカラーで掲載されています。
さらに、着物とあわせて、各作品を挿絵とともに紹介しています。作品を読んだことがなくても、十分楽しめるようなっています♪
大正ロマン好き、アンティーク着物好きはもちろん、着物の柄がとても美しいのでデザインを勉強されている方にもオススメの1冊です!
Information
『谷崎潤一郎文学の着物を見る 新装版』
著者:大野らふ+中村圭子
文庫: 160ページ
出版社: 河出書房新社(2019/2/6)
価格:2,090円(税込)
Editor | 静居 絵里菜
谷崎作品と合わせて楽しめる本でした。