ニュース

5Gで文化財 国宝『聖徳太子絵伝』ARでたどる聖徳太子の生涯/ニュース

2020.9.17

国宝『聖徳太子絵伝』を最先端の技術で鑑賞体験!

絵伝の世界を、アニメーションでわかりやすく説明

 

9/29(火)から、東京国立博物館 法隆寺宝物館で「5Gで文化財 国宝『聖徳太子絵伝』ARでたどる聖徳太子の生涯」が開催されます。

 

浮遊する太子(11歳、研究員が監修し作画したイラスト)
5Gで文化財 国宝「聖徳太子絵伝」アニメーションより

 

国宝『聖徳太子絵伝』は、1069年に絵師・秦致貞(はたのちてい)によって描かれました。現在は、東京国立博物館に所蔵されています。

 

今回、東京国立博物館文化財活用センター、KDDIが、8Kで再現した高精細画像と5Gの最新技術を用いて、貴重な文化財をより多くの人が楽しめるコンテンツを制作しました。

 

本コンテンツは、「魔法のグラス」と「魔法のルーペ」を使い、かつて奈良・法隆寺の東院伽藍(とういんがらん)に位置する絵殿の内壁に、はめこまれていた国宝『聖徳太子絵伝』の魅力を新たに鑑賞体験できるものです。

 

 

「魔法のグラス」で、研究員が見ている世界を体験!

 

会場に設置されている原寸大の「絵伝」複製画パネルの前で、「魔法のグラス(ARグラス)」をかけると、聖徳太子の生涯をたどる代表的な15のエピソードについて、アニメーションでわかりやすく鑑賞できます。

 

魔法のグラス使用イメージ

 

アニメーションに使われているイラストは、東京国立博物館の研究員が監修。研究員が見ている世界を追体験できるユニークな展示になっています。

 


(左)国宝「聖徳太子絵伝」(太子1歳、部分) 平安時代・延久元年(1069) 全10面のうち第1面 東京国立博物館蔵
(右)太子誕生(1歳、研究員が監修し作画したイラスト) 5Gで文化財 国宝「聖徳太子絵伝」アニメーションより

 

 

「魔法のルーペ」で細部まで鑑賞

 

魔法のルーペ1 5Gで文化財 国宝「聖徳太子絵伝」アニメーションより(合成)

 

 

「魔法のルーペ(5Gスマートフォン)」を複製画パネルにかざすと、スマートフォン画面に高精細画像が表示されます。

 

58のエピソードから鑑賞したいものを選択すると、解説とナレーションにより「絵伝」をさらに深く知ることができます。

 

魔法のルーペ使用イメージ

 

おうちでも、国宝『聖徳太子絵伝』が楽しめる!

 

新型コロナウイルスの影響により、会場へ来場が難しい方向けに、自宅で楽しめる「国宝『聖徳太子絵伝』AR at HOME」や、会場をバーチャル体験できる「国宝『聖徳太子絵伝』3Dビュー/VR at HOME」も、提供されます。

詳しくは公式サイトをご確認ください!

※利用期間は9/29~12/27まで(予告なく早期終了する場合もあります)

 

information

展覧会名:5Gで文化財 国宝『聖徳太子絵伝』ARでたどる聖徳太子の生涯

会場:東京国立博物館 法隆寺宝物館

開館時間:9:30〜17:00(※金曜・土曜は21:00まで開館)

開催期間:2020.09.29〜10.25

休館日:10/5、10/12、10/19

入館料:総合文化展観覧料:一般 1,000円、大学生 500円

※オンラインによる事前予約が必要です。詳しくは公式サイトをご確認ください。

展覧会詳細ページ:https://obikake.com/exhibition/13364/

公式サイト:https://adp.au.com/eden/

OBIKAKEをフォローする

発信元  OBIKAKE編集部

 

この記事をシェアする
一覧に戻る
TOP