展覧会レポート ニュース
2021.1.19
日本とフランスの菓子文化を比較!
とらやオリジナルの「フェーヴ」にも注目です
虎屋 赤坂ギャラリーで「ようこそ!お菓子の国へ―日本とフランス甘い物語―」が開催中です。
ようこそ!お菓子の国へ―日本とフランス甘い物語― 展示風景より
本展は、とらや パリ店40周年を記念し、フランス菓子界をけん引する「ピエール・エルメ・パリ」の協力のもと、開催される企画展です。
和菓子とフランス菓子の魅力を、「歴史」「くらしとの関わり」「職人」など、さまざまな切り口で紹介しています!
お菓子ヒストリー
展示は、日本とフランスの菓子の歴史をまとめた年表から始まります。
お菓子ヒストリー
日本とフランスの菓子の歴史を年表に並べて紹介するのは珍しいことだそう!
政治や歴史的な出来事、産業の発達など。菓子のはじまりから現代までを、かわいらしいイラストで、わかりやすく紹介しています。
「フェーヴ」ってなんだろう?
「王様のお菓子」を意味するガレット・デ・ロワ。フランスで1月6日の公現祭(こうげんさい)に食べられる伝統的なパイのことです。
中にフェーヴと呼ばれる小さな陶器の人形を忍ばせてあり、パイを切り分けた際にこれが当たった人を祝福します。
とらやオリジナルフェーヴ 展示風景
ここでは、とらや パリ店とピエール・エルメ・パリの過去のオリジナルフェーヴが楽しめます。
(中央)菖蒲饅 2011
2011年に作られた「菖蒲饅(あやめまん)」のフェーヴは、一つひとつ手作業で絵付けされているとのこと!
こだわりの詰まったフェーヴを、ぜひ間近で観てみてください。
両ブランドの職人へのインタビュービデオも
とらやとピエール・エルメ・パリの職人へのインタビュービデオも上映されています。
ようこそ!お菓子の国へ―日本とフランス甘い物語― 展示風景より
こちらのインタビュービデオの上映時間は、約20分間です。3階の虎屋菓寮の待ち時間に鑑賞するのがオススメ!
日本とフランスの菓子文化を比較する本展。
和菓子とフランス菓子の魅力に迫る、スイーツファン必見の企画展です。会期は4/11までと長めなので、お近くの方はぜひ足を運んでみてください。
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ようこそ!お菓子の国へ
―日本とフランス甘い物語―
2020.09.26~2021.04.11
開催終了
虎屋 赤坂ギャラリー
Editor | 静居 絵里菜
【編集後記】
和菓子と洋菓子の歴史を比較する展覧会は、とても珍しいとのこと!
展示室は撮影OKなので、SNSでシェアしてみてはいかがでしょうか♪