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特別展「大地のハンター展 ~陸の上にも4億年~」

2021.4.15

 

現在、国立科学博物館では、特別展「大地のハンター展 〜陸の上にも4億年〜」を好評開催中! 陸上で多様化した生き物の「捕食」に注目し、ハンターの驚くべき捕食テクニックを、貴重な標本や映像などから紹介する展覧会です。

 

 

本コラムでは、「大地のハンター展」の見どころから、WEBで大人気の育児絵日記を描かれている、うえだしろこさんによる本展レポート、オリジナルグッズまで徹底紹介♪

コラム最後にはチケットプレゼントもありますので、お見逃しなく!

 

 

生き物が生きるエネルギーを得るための行動「捕食」。

捕食は、約5億年以上も前から広大な海で繰り広げられてきました。そして遅れること約4億年前、陸上に進出した生き物による、捕食が始まります。

本展では、陸上生物の「捕食」に焦点を当て、ハンターの起源や、捕食するためのあごや歯の進化、捕食の技などについて詳しく紹介!

生きるために身につけた能力「ハンティング」の実態に迫ります!

 

 

世界最大級のイリエワニの頭骨や、絶滅してしまったニホンカワウソ、哺乳類の美しいはく製で知られるヨシモトコレクションなど、ここでしか見られない「捕食者の展示」が実現! 国立科学博物館と協力機関が所蔵する重要な資料が集結します。

 

また、「フクロウ」の大集合展示や、大小さまざまな種類のワニなどマニアックな展示も見逃せません。

画像や動画も多数鑑賞できるので、さまざまな視点から生き物について知ることができますよ♪

 

 

生き物は繋がって生きています。しかし、絶滅したオオカミやニホンカワウソなど、人間は生き物の生命を脅かす存在です。

生き物の営みについて深く知り、地球の未来について考えるためのヒントをくれる、‟学びの展覧会”です!

 

また、本展で音声ガイドを務めるのは、声優・梶裕貴さんです。梶さんは、幼いころからよく国立科学博物館に遊びに行っていたそう♪

左:梶裕貴さん 右:展覧会メインビジュアル

 

展覧会をより理解するためには音声ガイドが絶対おすすめです!

ガイド片手に、ハンターの世界をのぞいてみてくださいね。

★音声ガイド情報はコチラ

 

ネットで育児絵日記を描く、うえだしろこさん

長男・桃太郎くんと、次男・金太郎くん、そしてお父さんの4人家族が織りなすクスッと笑える日常は、ブログ上やインスタグラムでも大人気です!

 

・公式ブログ:桃金兄弟と母の日常

・公式Instagram:https://www.instagram.com/shiroko_u/

 

今回はうえださんファミリーに「大地のハンター展」へ行っていただきました。科博好きの兄弟の反応は・・・!?

 

 

 

うえださん:大迫力のデイノスクスに二人とも大興奮! キメポーズでデイノスクスさんと一緒に写真を撮らせてもらいました(笑)。

 

デイノスクスは中生代白亜紀に生息した、最大のワニ類です。ティラノサウルス科の恐竜も捕食するほどの強力なあごをもっており、その噛む力は1㎠あたり1600㎏(ティラノサウルスは同900㎏)とも!

最新の研究成果をもとに、科博の研究員による監修で制作した実物大生体復元モデルが、本展で初公開されています。

 

第1章「太古のハンター」では、遠い昔に栄え、そして絶滅した生物の系譜を追いながら、ハンターの起源と進化に迫ります!

 

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第1章「太古のハンター」展示風景

 

節足動物と脊椎動物のあごの成り立ちの違いや、中生代に活躍した両生類・爬虫類、哺乳類が反映した新生代のハンターなどを、化石や骨格標本を通して紹介します。

はるか昔に姿を消した恐竜や、原生動物の祖先となるような生き物などの貴重資料に注目です!

 

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うえださん:ネコ科動物が大好きな我が家はサーバルやカラカル、マヌルネコやユキヒョウなどを間近でみられて大満足でした!

また、ハンティングの技術にフォーカスした、ヘビやクモ、サソリ、カマキリなどのリアルな展示も充実していました。

 

第2章「大地に生きるハンター」では、地球のさまざまな場所で生きる現生生物を「水辺」、「森・密林」、「草原」、「荒野(砂漠・岩場)」の4つの生息域ごとに展示。

代表的なハンターを紹介するだけでなく、「おびき寄せ・待ち伏せテクニック」や「暗闇」などの切り口で、ハンターの特徴を紹介します!

 

第2章「大地に生きるハンター」展示風景

 

第3章「ハンティングの技術」では、獲物を狩るために技術を身につけたり、身体の仕組みを進化させたりしてきた特別な能力を持つハンターを紹介します。

 

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第3章「ハンティングの技術」展示風景

 

アリ類だけを食べる「オオアリクイ」などの偏食ハンターや、トカゲやヘビなどの毒をもつハンター、珍しい生態の昆虫など。

ちょっぴり怖いですが、多様で優れた狩りのテクニックに、驚くこと間違いなしですよ!

 

 

うえださん:我が家の兄弟は、カワウソのぬいぐるみを何体も所持しているほどのカワウソ好き。今回、初めて観る貴重な「ニホンカワウソ」にいたく感動していました・・・!

 

第4章「フォーエバー・大地のハンター」では、外来のハンターや人間によって絶滅してしまったハンターを紹介。生物と人間の、未来の関係づくりに向けたメッセージを発信します。

すでに絶滅してしまった「ニホンカワウソ」も本章で展示されています。

 

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第4章「フォーエバー・大地のハンター」展示風景

 

人間が生きやすい環境を追い求めることで、数を減らし続けるハンター、逆に生息域を広げてしまったハンターが沢山います。

すべての生物が役割を持つこの地球で、私たち人間がこれから取り組むべきこととは?

大人も子どもも本展から学び、考えるヒントを得てみませんか?

 

大地のハンター展はグッズの種類も超豊富です!

 

イチオシは、なんといっても大地のハンターの魅力がギュッと詰まった展覧会公式図録
本書は、展覧会の内容をなぞるだけでなく、独自の構成で読み応えたっぷり!カハクで働く先生が、生き物への素朴な疑問について答えてくれるコラムも面白いですよ♪

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左:「大地のハンター展」公式図録 ¥2,200(税込)、右:ベルツノガエル スクイーズ ¥880(税込)

 

一度触ると手放せない、むにむにした感触がクセになる、ベルツノガエルのスクイーズもオススメ。コロンとした見た目がかわいいですね♪

 

もちろん、金ちゃん桃ちゃんがゲットしたニホンカワウソのぬいぐるみもゲットできますよ♪

オンラインストアもぜひチェックしてみてくださいね!

★オンラインストアはコチラ

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ニホンカワウソぬいぐるみ ¥2,200(税込)

 

Information

特別展「大地のハンター展 〜陸の上にも4億年〜」

会場:国立科学博物館(東京・上野公園)

会期:開催中〜2021年06月13日(日)

休館日:月曜日 ※ただし、4月26日(月)、5月3日(月・祝)・24日(月)・31日(月)、6月7日(月)は開館

開館時間:9時~17時(入場は16時30分まで)

6月12日(土)、13日(日)は19時まで開館します(入場は18時30分まで)。

※ただし、常設展(企画展を含む)、常設展ミュージアムショップは17時に閉館します。

公式サイト:http://daichi.exhn.jp/

国立科学博物館サイト:https://www.kahaku.go.jp/

※ご入場されるすべてのお客様は、オンラインによる事前予約(日時指定)が必要です。
入場予定日時の予約を行ってからご来場ください。

 

本展の無料鑑賞券(※5月30日までの期限付き)を、5組10名様にプレゼントいたします。

たくさんのご応募、お待ちしております♪

応募はコチラから。

(締め切り:2021年4月30日 23:59まで)

 

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Editor  三輪 穂乃香

【編集後記】

図録が超面白いのでオススメです!

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