展覧会レポート
2021.6.15
絵本作家・酒井駒子初となる本格的な個展!
同時開催の年間展示「ぐりとぐら しあわせの本」展も必見です
PLAY! MUSEUMにて、「「みみをすますように 酒井駒子」展」が開催中です。
「みみをすますように 酒井駒子」展 展示風景
酒井駒子は、『よるくま』『金曜日の砂糖ちゃん』などで知られる絵本作家です。
ブラチスラバ世界絵本原画展での金牌、オランダ「銀の石筆賞」受賞など、海外でも高い評価を得ています。
酒井初の本格的な個展となる本展では、これまでに刊行された20冊を超える絵本を中心に、約250点の原画を厳選して紹介。
「ひみつ」「はらっぱ」「くらやみ」「こども」など6つのキーワードに分けて空間を構成し、展示します!
見どころ①
約250点の絵本原画がズラリ!
「みみをすますように 酒井駒子」展 展示風景
会場には、デビューから最新作までの絵本や書籍の原画約250点のほか、酒井が制作を行う山のアトリエ周辺の映像や音、酒井が大切にしているオブジェなどが展示されています。
また、会場デザインは京都在住のフランス人建築家・2m26が担当。
杉材で作られた特製の額やケースの間をめぐりながら、酒井の絵とことばの世界を楽しめる展覧会になっています♪
見どころ②
展覧会オリジナルグッズ
PLAY! SHOP
ミュージアムショップ「PLAY! SHOP」では、展覧会オリジナルグッズが販売中です!
編集部イチオシのグッズは、「ポストカードスタンド」です。
ポストカードスタンド 2,200円(税込)PLAY! MUSEUM限定
こちらは、2m26が発案したポストカードスタンドです。
会場内の廃材をリサイクルしたとのこと。スタンドなしで自立し、定型サイズのポストカードの向きを選ばず飾ることができます!
※「PLAY! SHOP」は、混雑緩和のためPLAY! MUSEUM利用者のみ入場可能です。ご注意ください。
見どころ③
年間展示「ぐりとぐら しあわせの本」展
国内外を代表する絵本作家や絵本作品を取り上げる、PLAY! MUSEUMの年間展示。
昨年度のエリック・カールの『はらぺこあおむし』の展示に続き、2021年4月からは「ぐりとぐら しあわせの本」展が、開催されます。
「ぐりとぐら しあわせの本」展 展示風景
『ぐりとぐら』は、中川李枝子と山脇百合子の姉妹によって作られた絵本です。
本作は、オレンジ色のふたごの野ねずみ、「ぐり」と「ぐら」を主人公とする物語です。
本展では、絵本の原画の展示はありません。来館者自身がぐりとぐらになって、四季折々の絵本の中を歩いていく、体験型の展示となっています♪
子どもたちは心を躍らせ、大人は懐かしい記憶と新たな発見を楽しむことができる展覧会です。
またPLAY! SOHPでは、ぐりとぐらが被っているぼうしも販売されています♪
ぐりとぐらのぼうし 各3,300円(税込)/展覧会限定
お子様にかぶせて、絵本の中に入り込んだような写真も撮れますよ。
こちらもお見逃しなく♪
PLAY! MUSEUMは、緊急事態宣言により5月31日まで休館していましたが、6月1日から再開しました。
休日(土日祝)は、希望者へ事前決済の日時指定券(オンラインチケット)を販売しています。その他の感染症対策については、館公式サイトをご確認ください。
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企画展示
もういちど「みみをすますように 酒井駒子」展
2021.09.18~2021.11.14
開催終了
PLAY! MUSEUM
【同時開催】
展覧会名:「ぐりとぐら しあわせの本」展
会期:2021.04.10~2022.03末予定
会場:PLAY! MUSEUM
URL:https://play2020.jp/article/guri-gura/
※新型コロナウイルス感染症対策が実施されています。最新情報は美術館公式サイトをご確認ください。
Editor | 静居 絵里菜
【編集後記】
酒井駒子展は、展示室内に木の香りが香っていて、とても落ち着く空間になっていました♪