展覧会レポート
2021.7.21
世界一美しいトリケラトプスの実物化石を日本初公開!
幻の大陸「ララミディア」にフォーカスを当てた展覧会
パシフィコ横浜展示 ホールAにて「Sony presents DinoScience 恐竜科学博~ララミディア大陸の恐竜物語~2021@YOKOHAMA」が開催中です。
※ヒューストン自然科学博物館所蔵 「レイン」
現在の北アメリカ大陸の西側にあったと言われている「ララミディア大陸」。白亜紀の終盤、北アメリカ大陸ができるとともに消滅した幻の大陸です。
その地層からは、現在もティラノサウルスやトリケラトプスをはじめ、数多くの化石が発見されています。
本展では、ララミディア大陸に生息していたさまざまな恐竜たちの実態に迫ります。
また、世界一美しいトリケラトプスの実物化石「レイン」が日本で初公開となります!
見どころたっぷりの本展を、編集部がピックアップして紹介していきます♪
脳しゅようの痕跡がある恐竜を展示!
恐竜王国だったララミディア大陸を、10のテーマで解き明かす「発見ラボラトリー」。ここでは、気候や生態系、生息していた恐竜たちの特徴などを、貴重な資料で紹介します。
こちらの「ゴルゴサウルス」は、脳しゅようの痕跡がある恐竜の骨格標本と言われています。ちなみに、脳しゅようの痕跡がある恐竜としては世界で初めて発見されたそうです!
珍しい資料や骨格標本が、多数展示されています。
白亜紀にタイムトラベル?
「フィールドツアー~少年トリケラトプスの冒険」は、群れからはぐれてしまった幼いトリケラトプスとともに、ララミディア大陸で生息するさまざまな生き物たちと出会う企画展示です。
こちらは、海洋生態系を支配していた肉食の海生ハ虫類のモササウルスです。
このように、白亜紀後期に生息していた生き物たちを生体考察に基づき、生きていたときのポーズを想像して展示しています。
ティラノサウルスVSトリケラトプス!?
ヒューストン自然科学博物館で、これまで門外不出とされていた”奇跡の化石”、トリケラトプス「レイン」の実物前身骨格が、日本で初めて公開されます!
全長7m×高さ3m、ほぼ完全な全身の骨格と、世界発の大型皮ふ痕が残る、とても貴重な骨格標本です。
トリケラトプスは、長い角やフリルのような頭の形から、化石になる過程で変形や欠損が起こりやすいと言われています。
「レイン」はほぼ完全な形を保って発掘されたため、奇跡の化石と呼ばれています!
本展では、「レイン」とティラノサウルス「スタン」を、まるでティラノサウルスVSトリケラトプスが戦っているように展示。その大迫力の姿を、360°ぐるり自由に観られるようになっています♪
オリジナルグッズ&フードもかわいい!
併設されたフードコーナー「美食恐竜のキッチン」では、恐竜の顔の形をしたケーキやバーガー、骨付き肉など、ユニークなメニューを販売!
本展公式アンバサダーの日向坂46 小坂菜緒さんが描き下ろした恐竜イラストをモチーフにしたコラボメニューもあります♪
本展のオリジナルグッズを販売するミュージアムショップでは、スヌーピーや、人気アニメ「ダイナ荘びより」とコラボした本展オリジナルグッズなど、多数販売しています。こちらもお見逃しなく♪
ヒューストン自然科学博物館のみで展示されていた”奇跡の化石”、トリケラトプス「レイン」が日本で初めて観られる本展。
会期中、子どもとも大人も楽しみながら恐竜について学べるワークショップも開催されます。夏の自由研究にいかがでしょうか?
なお、本展は土・日・祝日と特定日(8/7~8/15)は、先着順の事前予約/日時指定入場制となります。詳しくは、展覧会公式サイトをご確認ください。
OBIKAKE gifts
本展の招待券を5組10名様にプレゼント!
〆切は2021年8月1日23:59まで!
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Sony presents DinoScience 恐竜科学博
~ララミディア大陸の恐竜物語~2021@YOKOHAMA
2021.07.17~2021.09.12
開催終了
パシフィコ横浜展示 ホールA
※本展は、政府や神奈川県、会場のガイドラインに沿って、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底して開催します。詳細は公式サイトをご確認ください。
Editor | 静居 絵里菜
【編集後記】
間近で恐竜の化石を観られるチャンスです!すごく迫力がありました◎