ミュージアムさんぽ

おびかけ編集部がゆく!
ミュージアムさんぽ【第4歩】/板橋区立美術館

2020.1.10

「おびかけ編集部がゆく!ミュージアムさんぽ」とは

企画展だけではない、ミュージアムの魅力について、編集部がたっぷり取材します!

 

今回は、2019年にリニューアルオープンしたばかりの板橋区立美術館(東京)へ。

23区初の区立美術館として長年地域に愛されてきた同館。毎年行われる企画展や明るく親しみやすい館内について、詳しくご紹介します!

 

公園を望むモダンな美術館です

 

 

どんな美術館なの?

 

 

約40年の歴史を誇る、地域に密着したフレンドリーな美術館です。

展示のジャンルはさまざまですが、どれも本格派なので見ていて飽きません。

 

 

どんな展示をしているんだろう?

「江戸狩野派を中心とした近世絵画」、「大正から昭和初期の前衛美術」、「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」の3つのジャンルの展覧会を継続して開催しています。

お気に入りのシリーズを見つけて、毎年遊びに行くのも楽しそう♪

 

 

子ども向けワークショップも楽しそう!

 

 

3才〜小学生のお子さんとその保護者を対象に、親子で楽しく造形あそびをする「ひよこ・たぬきアトリエ」を開催しています。絵本作家やデザイナーなど、さまざまなジャンルで活躍する講師陣が魅力です。

(詳しくはコチラ

 

館内を歩くと、展示室には子どもが楽しめそうな絵本コーナーがあったり、授乳室もありました。

美術館の目の前は公園なので、1日中お子さんと楽しみたいですね♪

 

 

ラウンジで一休みもできます

 

ラウンジ

 

天井が高いオシャレなラウンジでは、飲み物を飲んだり、展覧会の感想をシェアしたりしたいですね!

 

 

気になる質問、美術館の人に聞いてみました!

 

―板橋区立美術館ならではの試みはありますか?

 

「夏のアトリエ」など、イラストレーターや絵本作家に向けた本格的なワークショップを開催しています。世界的に活躍するイラストレーターを講師に迎え、きめ細かなアドバイスを受けながら、自身の技術を向上させることができます!

 

―リニューアルで改修したポイントは?

 

作品にとって理想的な保存環境を整えながらも、高い環境にやさしい施設へと生まれ変わりました。他にもバリアフリーや授乳室、高性能のだれでもトイレの設置など利用者の皆さまのニーズを満たすことができるようになりました。

 

―展示は、子どもでも楽しめますか。

 

どの展覧会でもわかりやすく簡潔なキャプションづくりを心がけています。展覧会によっては、ギャラリートークや子ども向けのイベントを開催しますので、お気軽にお越しください。

 

企画展示室 あたたかみがあります。取材当時も沢山の人が楽しんでいました。(※展示は撮影当時のもの)

 

 

地域とともに、歴史を積み重ねてきた板橋区立美術館。

さまざまな年齢層の方が遊びに行ける、やさしい雰囲気がうれしいですね♪

 

 

Information

板橋区立美術館

開館時間:9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)

休館日:毎週月曜日(ただし月曜が祝日のときは翌日)、年末年始
※館内整備のため臨時に休館することがあります

所在地:〒175-0092 東京都板橋区赤塚5-34-27

公式HP:http://www.itabashiartmuseum.jp/

アクセス:

・都営三田線「西高島平駅」下車 徒歩約13分

・東武東上線「下赤塚駅」、東京メトロ「地下鉄赤塚駅」下車徒歩約25分

観覧料:展覧会ごとに異なります。

特別展示観覧料

一般650円、大高生450円、小中学生200円

*65歳以上の方は半額になります。(年齢を証明できるものが必要)
*土曜日は、小中高校生は無料で観覧できます。
*20名様以上は、団体割引が適用されます。
*障がい者手帳をお持ちの方は半額、引率者1名のみ無料になります。

 

 

 

Editor  三輪 穂乃香

歴史を持ちながら、進化を続けるってスゴイ!

目の前にキレイな公園があるのも最高です。

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