NULL 日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」/展覧会レポート | OBIKAKE(おびかけ)

展覧会レポート

日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」

2020.1.30

日本最古の歴史書「日本書紀」が作られてから1300年!

古代日本の成り立ちを「出雲」と「大和」の名品で迫ります

 

 

東京国立博物館で、日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」が、開催されています。

 

第1会場入口 

 

今年2020年は、歴史の教科書でおなじみ「日本書紀(にほんしょき)」が編さん(*)されてから、1300年と記念すべき年です。

 

*編さん:いろいろな原稿や材料を集めて整理し、書物の内容を作り上げること。編集とも。

 

本展では、出雲大社(島根県)に古くから伝わるご神宝や、境内から出土した巨大柱など、出雲大社の歴史を物語る作品を一同に展示。また、大和(奈良県)に出現した前方後円墳から出土した、ハニワや銅鏡からヤマト王権の成り立ちの背景にも迫ります。

 

高さ48メートル!出雲大社は巨大だった?!

 

模型 出雲大社本殿 島根・出雲市

 

こちらは、平安時代の出雲大社を復元したもの。文献によると、当時の出雲大社は日本の建築物の中でももっとも高い16丈(48メートル)の神殿だったと言われています。

 

出土数は358本!

 

荒神谷遺跡出土品のうち 国宝 銅矛 弥生時代 前2〜前1世紀 青銅製 文化庁(島根県立古代出雲歴史博物館保管)

 

昭和59年、農道工事に先立つ発掘調査で、出雲荒神谷(こうじんたに)遺跡から358本の銅剣が出土。この数は、それまでに全国で見つかっていた銅剣の総数を圧倒的に上回っています。

 

ヤマト王権の巨大な力を示す「鏡」

 

こちらは、竪穴式石室(たてあなしきせきしつ)というお墓から出土したものです。

 

黒塚古墳出土品のうち 重要文化財 三角縁神獣鏡 古墳時代 3世紀 文化庁(奈良県橿原考古学研究所保管)/(中央)重要文化財 画文帯神獣鏡 古墳時代 3世紀 文化庁(奈良県橿原考古学研究所保管)

 

この古墳に埋葬された者の頭部付近を、コの字状に囲むように置かれた《三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)》は、1つの古墳から出土された数としては全国最多とのことです。

 

銅鏡は、鏡面を埋葬者に向けて鎮魂するという意図をもっていました。

 

門外不出の仏像が初公開!

 

重要文化財 浮彫伝薬師三尊像 飛鳥〜奈良時代・7〜8世紀 奈良・石位寺蔵

 

こちらは、奈良県桜井市忍坂(おっさか)にある石位寺(いしいでら)に伝わり、同寺で安置されている石仏です。

 

今回、台座の修理にあわせて初めて寺外で公開されることになりました!鋭い彫り口や、わずかに残る色彩などの細部に要注目です。

 

見返り美人ならぬ、見返り鹿

 

(左から)平所遺跡出土品のうち 重要文化財 埴輪 見返りの鹿 古墳時代 5〜6世紀 島根県教育委員会蔵/重要文化財 埴輪 飾り馬 古墳時代 5〜6世紀 島根県教育委員会蔵

 

左後方を振り向いた瞬間を表現した愛らしいハニワの鹿。思わず足を止めて見入ってしまうほどリアルです。

 

本作は、ミュージアムショップでぬいぐるみとして販売されています!

 

 

 

国宝・重要文化財を含む約170件の作品により、古代日本の成立やその特質に迫る本展。古代のロマンに触れてみては?

 

information

会場名:東京国立博物館 平成館

展覧会名:日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」

会期:2020.01.15〜03.08

開館時間:9:30~17:00、金曜・土曜は21:00まで(入館は各閉館時間の30分前まで)

休館日:月曜日(ただし、2/24は開館)、2/25(火)

料金:一般1,600円、大学生1,200円、高校生900円、中学生以下無料

展覧会詳細ページ:https://obikake.com/exhibition/5916/

展覧会公式サイト:https://izumo-yamato2020.jp/

 

OBIKAKE gifts

本展の招待券を5組10名様にプレゼント!

〆切は2月12日23:59まで!

応募フォーム

 

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Editor  静居 絵里菜

【編集後記】「出雲」と「大和」の名宝が東京で見られるのは嬉しいですね!ぜひ足を運んでみてください。

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